飲み食い系の最近のブログ記事

宮川俊二さんのブログで「鷹匠壽」が紹介されている

気になるのは写真が多数掲載されていること。

「料理の写真をインターネットで公開したら出入り禁止」じゃなかったっけ?

私たちが行った時もその点を口うるさいくらいに注意されたが、その時は「まあ、それも職人気質故のプライドの高さ」と好意的に解釈した。が、「芸能人なら写真撮影OK」ではせっかくのプライドもちょっと安っぽく見えてしまい、ちょっとがっかり。

ちょっとだけ残念(でもまた行きたい^^;)。

とうとう、というか、ようやく、というか、まさかそう来るとは、というか、ついに一番搾りが麦芽100%ビールになるらしい(しかも値段据え置きで)。
麦汁は一番搾りの物しか使わない、と言いつつ、他の混ぜ物を使ってるのってどうよ、という微妙感漂うこれまでの一番搾りだったわけが、一時期「一番搾り無濾過生」というまさに「一番搾り麦汁のみ」を使った素晴らしい味わいのビールの登場したおかげで、ノーマルの一番搾りって、一番搾り麦汁のみ使用というコスト増要因を相殺すべく、混ぜ物が普通のビール以上に多いんじゃないの?どおりで発泡酒っぽい味がすると思った、と言う疑惑を招く結果となっていたのだ。
なので、当ブログでも一番搾り無濾過生を復活させると共に、現行の一番搾りには改名を勧告していたわけだが、「お、キリンの中の人、このブログ読んでたんちゃうの」というくらいのこの度の大英断である。こうなるまでに20年も掛かったのはどうよ(やっぱり団塊世代の引退が必要だったのか???)、と思いつつも中の人にはエールを送りたいと思う次第である。

追記
今回の新一番搾り発売に当たって唯一残念なのがCMに松嶋菜々子を起用したことだ。私がペットボトルのお茶を買う時に生茶を決して買わないのは、味が嫌いだからではなく、CMが松嶋菜々子だからなのだ。別に嫌いというほどのことでもないのだが、かわいいと思ったことも一度もないし、何がいいのか全然分からないのに、変に大物っぽい気配を漂わせてたりするのでご遠慮申し上げたい気分が満載なのだ。

大体、盆と正月の帰省時に持って帰るワインは3本と相場が決まっていて、全部飲み干すか、3本目は飲み残して実家(又は姉の家)に残してくるのがパターンだ。
今年はちょっと気合いを入れて4本持って帰ったところ、全部飲んだのは1本だけ。他には500ccのデザートワインを半分くらい飲んだだけで、2本は手つかずで持ち帰ることになってしまった。
家族で中華を食べに行った時も、「今年はあんたが飲まんかったから勘定が安かった」と姉に言われるほどで、まあ酒量が減ったのは良いことと言えよう。

で、唯一飲んだ赤ワインは2006年の0906(こう書くと、最近のどっちがグループ名か曲名か良く分からん人達のようである^^;)。

結論から言うと「かんちゃん、これ相当行けてるで」

何回目かにこの0906を飲んだ時に「カリフォルニアのトルショー」と表現した人がいて、その時は「ちょっとよいしょし過ぎとちゃうか」と思ったが(失礼)、本当にそんな気がしてきた。リリース直後からとても2006年とは思えないくらい熟成した色合いを見せていて、2年経っても3年経っても真紫、というカリフォルニアワインとは一線も二線も画しまくってた訳だが、その一方で「この先大丈夫かいな」という不安も全く感じないではなかったのだ。

が、1年強経過した現時点で相当旨い。この儚い感じと旨みを両立しているカリピノは希有と言えると思う。

真紫系のワインも3年4年と時を経て「旨みが乗ってくる」という類の熟成を遂げることは経験済みだが、その後5年待っても10年待っても色気を身に纏わないところがカリピノを飲んでて最も残念に思うところなのだ。今世紀に入ってリリースされた多くの素晴らしいカリピノの中には色気を身に纏うものが現れると期待して長期保存絶賛検証中な訳だが、「色気」という一点に絞って言えば、他の高評価高価格ワインよりも0906に思わず期待してしまうのだ。あえて、厳しい目で見れば、0906も見かけの儚さに比べると、旨みの目鼻立ちはやっぱりアメリカーンな感じがしてしまう部分があるのだが、その辺が今後どうなるかメチャクチャ興味深い現時点での0906である。

あと、残り5本しかないので、今後は3年に1本くらいのペースでゆっくり検証していきたいと思う次第。

もう一本飲んだデザートワインはSchoffitのGewurtztraminer Rangen Clos St. Theobald SGN 1998。リリース直後も美味しかったが、すごくいい感じの紅茶のニュアンスが出てきてさらに美味。

indoya.jpg
かつて新長田駅東口近くにあったカレー店「印度屋」は高校時代の土曜昼飯の定番の一つだったのだ。甘口、中甘、辛口、特辛、極辛の5段階の辛さがあって、何人かで行くと少なくとも1人は極辛に挑戦していたと思うが、私は毎度辛口、時にはさらに日和って中甘という軟弱なカレーライフを送っていたのだ。
これまでもたまに、「あのカレー屋まだあるんやろか?震災でつぶれてしもたんとちゃうやろか?」と気になることはあったものの、カレー屋で名前が印度屋では電話帳で調べても何軒あるか分かったもんじゃないしと諦めて今日に至っていたのだ。
が、去年のある日、何でそんなことを調べようと思い立ったのかはもはや定かではないのだが、急に印度屋のことが激しく思い出されて、googleで調べてみることにしたのだ。「印度屋」「カレー」「新長田」あたりで適当に検索してみたところ、いとも簡単に消息が掴めたのだった。やはり、震災で新長田の店は倒壊してしまっていたらしく、今はおらが山山頂のおらが茶屋として土日祝日の朝6時(!)から午後3時までのみの営業らしい。
消息は簡単に分かったものの、訪問するのは容易ではない。神戸に帰省していても、大体子供の相手で時間は潰れてしまっていて、そうそう「ちょっとカレー食ってくる」という時間が取れるわけではない、というところに持ってきて、土日祝日の6時から15時のみという営業時間、さらには、町中でなく(たかだか標高200mとはいえ)山頂という立地の三重苦である。
と、何となく諦めかけていてた昨日、1月4日にたまたまおらが山からそう遠くない名谷の姉の家に遊びに来ていて、ふと「印度屋のカレー」のことを思い出した。しかも昨日は日曜=営業日だ。とはいえ年始のことなので、休業の可能性も少なからずあるので、一応電話を掛けて確認することにした。すると、結局電話はどこかに転送された末に無応答。やっぱり休みか、と諦めていると留守電にメッセージを残した訳でもないのに5分後くらいにコールバックがあった。「先ほど電話いただいたみたいですが..」「あ、おらが茶屋さんですか?今日は営業してますか?」「はい、営業してます」「今から行ってもカレー食べられますか?」「はい、大丈夫です」「じゃあ、今から行きます」ということで、いそいそと出掛ける。
姉の家から車で10分弱の近所のスーパーに車を置いた後、歩いて5-6分で
おらが茶屋に到着

早速カレーを注文。いつも食べていたのが、独特のカレーではなく普通のカレー(当時は「インドカレー」と呼んでたような気がする)だったので、そちらを頼む。「辛さは5段階なんですか?」と尋ねたところ「今は辛口しかやってないんです」との答えが返ってきたのがちょっとだけ残念だったが、もともと辛口までしか食べてなかったので、えらそうに残念がるのもどうかというものである。
で、出てきたカレーが冒頭の写真である(画像をクリックすると全体が表示されます)。
当時からサラサラのカレーではなかったが、ここまで粘性が高かったかな、というのが第一印象。でも、何となくこんな感じの黄色いカレーだったというのは記憶の通り。こんなに、ニンニク効いてたっけ、というのも記憶と微妙に異なったところ。あと、辛口でももうちょっと辛かったような気がするが、当時は何度かあった激辛ブームの第一波も到着してなかった頃なので、ひょっとしたら当時からこんなものだったのかも知れないとも思う。味自体のお懐かしさ度はあまり高くなかったが、場所と営業形態を大幅に変えながらも震災にめげずに営業しているお店に再訪できた、ということ自体のポイントが高く、かなりの満足感。

もしもう一度来ることがあるとしたら、子供も連れてついでに高取山まで足を伸ばすくらいの企画としたいところだが、どうなることやらではある。

年末に部屋を多少片付けようという気になって、たまっていたワインの空き瓶を大量に捨てた。大半は文字通り空き瓶なのだが、中には瓶の底に少しだけ残っているようなものもある。大抵はワイン会で美味しかったワインが飲み干されずに残っていたものを意地汚くもらってきたものだ。

意地汚くもらってきた割には、結局飲まずに放置されているのが申し訳ない気もするが、当然と言えば当然な気もする。というのも、だいたいワイン会では自分も含め皆一杯一杯飲んでいるのだ。だから美味しくても飲み干されずに残るので、家に持って帰って続きを飲むなんて事はまず無い。翌日たまたま残りを飲もうという気になることもそう多くない。そうやって数日放置されているうちに、すっかり忘れられたり、たまに思い出しても「もう逝っちゃってるだろう」と思い、あえて再度抜栓されることもなく放置されてしまうのだ。

が、捨てるとなると「一応味見してから」と思うのが我ながらケチくさい。

1本目はLatour 97。2008年5月のワイン会から持ち帰ったものだから、既に抜栓から7ヶ月だ。お酢かマデイラか、なんて思いながら口に含むと驚いたことにちゃんとボルドーである。当然97という若さはどこにもないが、ボルドーってこんな感じに枯れるよなぁ、という延長上の味がちゃんとして実に美味しい。舌がポンコツな上に量が少ないので勘違いも多少あるかも知れないが、嫌な酸化の気配は感じず、まっとうに熟成が進行した印象である。

すっかり気をよくしての2本目はMargaux 1983。何時のものかはっきりと思い出せないくらいだから、少なくとも2008年のワインではないだろうと、Latour以上に警戒しつつ口に含む。と、実にいい感じに枯れたメルロのニュアンス。これまた力強さとかとは完全に無縁だが、劣化せずに順調に枯れていった印象である。去年身長2m弱氏に飲ませてもらったLe Tertre Roteboeuf 1988を思い出した。以前に飲ませてもらった89の力強さよりも88のメルロの枯れ方が好きだと感じた、あのニュアンスを感じた。

で、このMargauxは一体何時の抜栓だったのかとデータベースを調べると、何とLatourから丸々2年前の2006年5月26日の抜栓だったらしい。Margaux 83なんてそのメンバーのその時のワイン会以来飲んでいないので、その会から持ち帰ったものであることは間違いない。丸々1年日付の入力を間違った可能性も考えたが、2007年5月には同じメンバで別の会をやってたので、やはり2006年5月以外にはあり得ないという結論になった。瓶底にほんの数10cc残った状態で、空気を抜くでも窒素を充填するでもなく、単にコルクを戻して30ヶ月常温放置で何でこんなに健全な状態なのかメチャクチャ不思議。こういうワインを飲むと、残念な状態のワインは一体どんな来歴を経てきたのかとそっちがさらに謎。理由はともかく、枯れたボルドーは実に旨く大満足の大掃除であった。

集金の必要があったこともあり(笑)、久しぶりに「これでもか」的ワイン会を主催した。

2002 Marcassin Chardonnay Marcassin Vineyard
2005 Aubert Pinot Noir Ritchie Vineyard
2004 Kistler Pinot Noir Cuvee Elizabeth
2002 Marcassin Pinot Noir Blue Slide Ridge
1991 Dominus

個人的には最初と最後が良かった。

特に、MarcassinのChardonnayはまるでMontrachetであった。もちろん、本当のMontrachetにしては○○が足りない、という部分を探すのは容易である。が、これより全然物足りないMontrachetも少なからず飲んだことがある身としては少なくともMontrachetの平均点はクリアしていると思った。一方、美点の方に目を向ければ、相当いけてるMontrachetである。というところからまずはスタートしたのだ。

で、今回の主役たるピノ3本がいまいち前後のワインよりも印象が薄いのは、この3本が今回の主役で、かつ、ピノ同士の比較である、ということに起因していて、個々のワインが印象薄いということでは無いように思う。比較して飲むとどうしても欠点を意識させられることになりがちであるというのは無理からぬところなのだ。
というなかで、二本目のAubertはいきなりポートである。2005のAubertは3本getしてこれが3本目だが、これが一番アルコールの高さを感じさせる。もっと前に飲んだ方が全体が融け合ってて、最後に飲んだこれがバラバラってどういうことじゃ、と思うが現実にそうなんだから仕方がない。ドワンと来るぐらいの果実味の裏に層をなす酸がAubertっぽいのだが、こんなにアルコールの高さを感じたのは今回が初めてでややがっかり。
三本目のKistlerはAubertに比べるとピノっぽい(笑)。バランスも実に良くて魅力的。ピノ3本の中ではこれが一番アルコール度が低かったのが好印象につながっているのかも。
次のBlue Slide Ridgeは全ての要素がさすがというレベルでかつバランスしているんだが、Aubertのせいでいつもよりアルコールセンサーの感度が高まってしまっている感があって、その点で「Kistlerの方がいいんじゃないの」という信号が脳に送られてしまうのが本日のMarcassinの不幸かと思う。各要素に点数付けて足し算するとMarcassinの方が上かも知れないが、今日のところは私はKistlerの方を良しとする気分だったのだから仕方がない。

で、最後のDominusである。あー、非の打ち所のないボルドーの香り。主張しすぎない中盤からすーっと続く余韻。何と一緒に飲んでも、これだけ飲んでも「美味しいなぁ」という感想である。

というわけで、全部旨くて、最初と最後が特に旨くて、というのはワイン会としては大成功と言っていいんじゃないかと思った次第である。強いて残念な点を探すとすれば、私としては十分大サービスと思って設定したワイン代のみの会費を食事代込みと思っていた人が約一名いたことだろうか(笑)。

ということで、たまにはいいなと思った高額ワイン会の顛末であった。

数量限定で10月22日に発売され、既に棚から消えつつある本商品の感想を今更書いても、と思いつつ、去年酷評した「一番搾り とれたてホップ 無濾過<生>」と全く別物の素晴らしさに賛辞を送っとかない訳にはいかないだろうとエントリ。良くなった方向が「キリンの中の人、このブログ読んでるんちゃうの?」ってくらい、私の望む方向に近かったのも「書かねば」と思った理由である、というのは内緒だ。

で、端的に感想を書くと、そんなにごちゃごちゃと言葉を並べる必要もなく、これはメチャクチャ旨かった。もし通年商品になれば、このビールがうちの定番ビールになるに違いないというくらい気に入った。

キリンの無濾過<生>シリーズは、日本酒の生酒にも通じるような、舌と液体の境界にエッジを感じさせない当たりの柔らかさが全商品に共通する美点だ。ただ、その美点にちょっと引っ張られてたというか、いろいろラインナップを出していたものの、どれも「スッキリ」をどこかしら売りにしているような、悪く言うと似たり寄ったり感があって、その悪さが端的に出たのが「一番搾り 無濾過<生>」に対して立ち位置の見つからなかった「一番搾り とれたてホップ 無濾過<生>」だったかと思う。

ところが、今年に入って無濾過<生>ラインを全面見直しして、ザ・プレミアム無濾過<リッチテイスト>1種類+季節商品という風に絞り込んできたのだ。その秋の季節限定商品として登場したのが本商品だ。リッチテイストと並べて比較しながら飲んでもみたが、当たり前というか、本来そうあるべきというか、全然違うビールなのだ。ベースモデルのホップをこの季節のものにしました、ではなく、この取れたてホップを美味しく飲むにはこういうタイプのビール、という思考過程で生まれたという印象だ。

我が家の定番であるところのエビスザホップとも飲み比べてみたが、香りや味わいの広がりというか豊かさというかでこちらのザ・プレミアム無濾過<ホップの香り>に軍配が上がると感じた。本当に旨い。近所のセブンイレブンでは既に売り切れてしまっているのが残念である。

最後に、キリンのプレミアムラインへの要望を書かせていただくと、一番搾り無濾過生は是非復活させて欲しい。さらにできれば、無濾過生の方の商品名を単に「the一番搾り」として、現行の一番搾りは廃盤にするか「何とか一番搾り」とそっちの方を長ったらしい名前にして欲しい。というのも、キリンの醸造技術者が「一番搾り麦汁だけでビールを造りたい」と考えた時のイメージに近いのは明らかに「無濾過生」の方に違いないと思うからだ。前も書いたが、ラガービールシェア70%の呪縛により濁った商品企画から生まれた現行一番搾りは早急に改名をお願いしたい。

実家に持って帰って飲んだのは以下の三本。

Kosta Browne Pinot Noir Sonoma Coast 06
Diatom Chardonnay Huber 05
Muddy Water Pinot Noir Mojo 04

うちにあるカリピノで一番不憫な扱いを受けているのがこのKosta Browneだ(その次くらいがSeasmokeだ)。不憫な扱いと言っても、どのワインもただ置いてあるだけなので、物理的な扱い自体に違いがある訳ではない。世間の高評価の割には抜栓する時の気分が敗戦処理っぽいのがなんというか申し訳ない感じなのだ。で、そんな気分で抜栓して、実際に敗戦気分で飲み終えたことは無く、「これはそんな気分で飲むのは失礼なくらい美味しいよなぁ」と感心して終わるのだが、だからと言って次飲む時に「今日はこっちにしようかなぁ、あっちにしようかなぁ」とわくわくしながら手に取ってもらえるグループに入れてもらえる訳ではなく、やはり「そこまでいいのを開ける気分じゃないから、今日はこっちにしておこう」グループに分類され続けている感じが実に不憫なのだ。
で、この日も、「十分美味しいのに、何でいつもこんな気分で抜栓してるんだろう」と思いながら飲み終えたのであった。

次のDiatomは心底驚いた。リリース直後も割と良くできているとは思っていたが、物凄く美味しく進化していて本当に驚いた。Diatomに関してはこのエントリでも書いたように、どっちかというとClos Pepeの方が好みで、Huberは各要素の強さがtoo muchに思えていたのだ。グラスに注いで見るとちょっと濃すぎるくらいのゴールドで、酸化が少しばかり早く進みすぎた白ワインにありがちな色に見えなくも無い感じであった。なので、飲み頃を後ろに外してしまったかと思いつつ恐る恐る口を付けると「ウマー!!!」。さすがGreg先生。旨すぎます(合掌)。

最後は外しようの無い押さえの切り札Mojo。当然のように期待に違わぬ味わい(短すぎるコメントですまん)。

というわけで、超局所的界隈における20世紀最大の発見はBC、21世紀最大の発見はMWということでよろしく。

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今年の夏はこれである。
もともとはこの時の二日酔いがなかなかに厳しくて、夕食時にも全く迎え酒気分になれなかったので食事の時にサンペレグリーノの炭酸水を飲んだところ、えもいわれぬ美味しさで(笑)。その時は二日酔いに沁みる、というシチュエーション故の旨さかと思っていたのだが、翌日も翌々日もやはり旨いので何となく癖になり、あれやこれやの銘柄を試すうちに、圧倒的にコストパフォーマンスの高い99円/リットルの冒頭の炭酸水にたどり着いたと言うわけだ。

超金欠の今年の夏はビールの代わりに毎日食卓で大活躍中だ。ビールに比べて財布にやさしい事に加えて、ノンアルコールなので肝臓にもやさしいし、ノンカロリーなのでダイエットにもなると良いことづくめで絶賛愛飲中である。

人づてに聞いて、一度は行きたいと思っていた弘屋さんにめでたく詣でることが出来ました。

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小ぢんまりとしながらも、「いらっしゃい」の気配の満ち満ちた玄関(って単に思い込み^^;?)

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あ、マクロモードにするの忘れた。

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同席の方が、「このトマトめっちゃ美味しそう」と16回くらい繰り返すので、だんだんそんな気がしてきて、つい写真に撮る。実際はもっと鮮やかな色だったように思うが...

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ホワイトアスパラ。旨い旨いと言ってるうちに、割りとなみなみと注がれていた白ワインもあっという間になくなる..

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ズワイガニとうにのゼリー寄せ。そりゃうまいでしょう。そりゃうまいです。

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イチゴとイベリコ豚。これも、そりゃ旨いでしょうな組み合わせだが、イチゴ単体がちょっと美味しすぎる感じ。イベリコ負けてます。

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これまた、そりゃ旨いでしょう攻撃。で、これまた、フォアグラよりも下に敷いた芋の甘みの印象が強い。

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のどぐろって言ってましたっけ?皮がめちゃ旨い。もちろん身も旨い。もっと食いたい。

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熊らしい。熊の熊たるゆえんは良く分からず。ちょっと塩がきつい印象。

弘屋さん、ここが印象に残りましたベスト3!!

1) 狭い
席数の少ないお店とは伺っておりましたが、ここまで濃密な空間だったとは..でもええ空気が流れてます。
2) マスターの風貌
肩に力が入らずいい感じ。東京だとラーメン屋からフレンチまで肩を怒らせた人が多いような..肩の力の抜けた人、と言っても弘屋さん比5割増しくらいは力入ってます。
3) 身長2m超氏が食ったもんを憶えてない
マスターに「これ新作?」と尋ねてはことごとく「この間も出しました」と言われてた。さらには「いつもは3皿くらいしか出てこない」とコメントして「そんなはずは無い、毎回今日と同じくらい(=6皿)は出してます」と断言される始末..(笑)

また行きたいので、口実作ります。

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