2004年12月アーカイブ

牛丼がメニューから消えて以来吉野家には足を踏み入れていなかったのだが、昼飯を食いはぐれかけた昼下がりに入店してみた。その時注文したのは「牛焼肉丼」。やはり「牛」丼の店なのだから、豚丼よりはこちらでしょう、というわけだ。
カウンターを見回すと、見慣れた紅ショウガと七味に加えて、牛焼肉丼用にコチュジャンも置いてある。420円の牛焼肉丼にして、吉野屋もなかなか芸が細かい、と感心しつつ、後で試そうと思いつつ、丼の到着を待つ。がしかし、である。いざ、懐かしくも見慣れた丼に焼肉丼が盛られてやってくると、どうにもコチュジャンに手が伸びない。折角何ヶ月かぶりで吉野屋に来たのだ。当然紅ショウガと七味をわしわし乗せて食べるのが筋というものだ。紅ショウガと七味を大量投与すると、「おお、これこれ、これが吉野家」と懐かしい感覚が猛烈に蘇ってくると共に、強烈な後悔の念も湧いてきた。紅ショウガと七味重視なら、焼肉丼ではなく豚丼を選択すべきではなかったのかぁぁぁぁ....!!!という後悔である。
という大後悔の日から数えて四日目。いつ行こう、いつ行こうと毎日機会を伺うこと四日目。ようやくその日がやってきた。その日は二日酔いで朝飯を抜いたところ、昼少し前に猛烈に食欲が回復してきた。今だ。豚丼大盛り紅ショウガてんこ盛りにトライするのは今しかない。というわけで、ようやく表題の「豚丼@吉野家」にありつくことができた。
結論は大満足。牛丼だか豚丼だか、そんなことはともかく、紛れもなく吉野家なのだ。ショウガてんこ盛りの吉野家の醍醐味をしっかりと受け止めてくれるベースの丼だ。牛丼の時には生卵を付けるのが好きだった私だが、豚丼と生卵の組み合わせには「ちょっと違うかなぁ」と二の足を踏んでしまうのが、唯一残念な点と言えよう。

ダイエー中内氏、個人資産売却へ

このニュースに接して思い出したのが、阿佐田哲也先生の至言だ。
確か、「ギャンブルにおいて勝者と敗者を分けるのは手筋や定石などではなく、勝っている時にやめられるか否かの判断力のみである」というような内容であった。

その一点のみで過去の功績を否定する気は全く無いが、この人も堤さんも「ズルズルと続けちゃったのね」という印象である。
90年代の半ば頃にダイエーの新入社員に自分のことを「CEO」と呼ばせながら、店舗内を案内しつつ教訓を垂れる、という場面をテレビで見たことがあって、その際に滑舌が悪くてとても聞き取りづらかったことのみが印象に残っている。「本当にこんなんでCEOなんて最前線の切った張ったが出来るんかいな」と他人事ながら心配になったものである。やっぱりちょっとやり過ぎちゃったのね...

PS 昨日このニュースを聞いた時にはすっかり忘れていたが、今朝になって中内さんが高校の同窓であったことを思い出した。担任が「中内さんは同窓会に全然寄付をしてくれない」とぼやいていたのもついでに思い出した(笑)。

PPS ↑の阿佐田哲也の言葉はAクラス麻雀の中のものだと思い込んでいた。が、ネットで検索してみたら、絶版だとばかり思っていたAクラス麻雀が文庫化されていると知って(しかも15年前に文庫化されて、28刷もされていた)、早速買ってきてパラパラと探したがどこにも↑の言葉は見当たりません。ひょっとしたら阿佐田哲也ではなかったかも...

出荷

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shukka.jpg
某所に向けて、電話機を200台出荷した。
頑張って積めば、400台くらいまでは運べそうである...が、しかし、このようなプチ肉体労働で忙しいフリを続けていては、永遠に貧乏父さんから抜け出せそうに無いので、この作業は次回からはアウトソースすることにした。
マイナーな問題は、なぜ初手からアウトソースしていないのか、ということであり、よりメジャーな問題は、アウトソースして手元に残った方の仕事もいまいち金持ち父さんへの道に見えないということである(笑)。

説明するまでも無いと思うが、最近の携帯は文字を入力する前から先読みで候補語を表示してくれる。あれが、ピタピタとはまるとなかなかに気持ちが良いものである。

今日、待ち合わせに遅れそうだったので、待ち合わせ相手に断りを入れようと携帯を取り出してメールを打ち始めた。
最初に漢数字の「十」を入力。すると、次の候補単語として「分」が表示された。「お、なかなか調子ええやんけ」と思いつつ、「分」を選択すると次は「位」。「出来すぎとちゃうか?」と思いつつ第一候補の「位」を選択すると、何とその次は「遅れ」と来た。もはや、気持ちが良いとかよりは「むむむ」な気分である。なんだかなぁ、と思いつつ「遅れ」を選択すると、やはり「ます」と来やがった。「はいはい」と携帯にしらけた相槌を打ちつつ「ます」を選択すると、最後にご丁寧にも「。」を候補として差し出しやがった。

私って、前回数字の「十」を入力した時も全く同じシチュエーションで「十分くらい遅刻します。」と打ったのね....

今日は正しいお寿司の食べ方講座です。

1) 小皿の形状が許す限りなみなみと醤油を注ぐ(出来れば深さ5mm以上が望ましい)。
2) 醤油に大量のわさびを投入し、じゃぶじゃぶとかき混ぜて溶かす。本わさびではなく、毒々しい色の粉わさびをリクエストできれば上級者。
3) 醤油はネタに付けるのではなく、ご飯にたっぷりと含ませる。醤油を吸うと、ご飯が崩れやすくなりますが、そんなことを気にしていると上級者失格。
4) ご飯が大量の醤油を吸って、すごい勢いで醤油が減るので、すごい勢いで醤油を継ぎ足す。わさびもすごい勢いで追加投入する。
5) 以下繰り返し...

職業柄、正しいお寿司の食べ方には慣れているはずの私ですが、某無料P2P電話のCEOは今まであった人の中で一番正しい食べ方だったと断言できます。醤油差し半分くらいの醤油を摂取して帰りましたが、体長2m超なので、適正範囲内の摂取量なのかも知れません。

bokkiri.jpg
あまりの強風に工事現場のクレーンもボッキリ。
昨日は銀杏の落ち葉の量が尋常じゃなかったり、あちこちに看板や木の枝の大きなのが落ちてたり、強風の名残がそこここにありました。

インスタントのグラタンの素を使って、3分間クッキングとなるはずだった今日の夕食。
水を300cc入れるところが、200ccの計量カップを100cc用と勘違いして600ccも入れてしまった。煮詰めて水分を減らす作戦に出たのだが、グラタンの素が入っているため粘性が高く、ちょっと火を強くすると焦げ付いたり、泡立って噴きこぼれたりするのでとろ火にせざるを得ない。しかも、表面にすぐ膜が張って、蒸発を阻害しやがる。なんだかんだでもう2時間近くやってます。しかも、追い討ちをかけるように「そのグラタン不味かったよ」と囁く人までいます。

俺の2時間を返せ!!!

dekawing-1.jpg
子供向けのお菓子のおまけである。お菓子のおまけといってもグリコのようなものではない。300円もするくせに、お菓子はラムネが一粒入っているだけなので、290円くらいもする、そこそこのプラモデルのようなものである。玩具売り場なら避けて通ることのできるお母さんも、夕飯の買出しに来たスーパーで「お菓子買っていい?」とねだられたら、ついつい気を許してしまう、という、少子化時代を生き抜く玩具メーカーの商魂を感じずにはいられない巧みな「お菓子」、である。

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