酸辣湯麺の最近のブログ記事

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去年に一度、板橋にある芝蘭の本店で食事をしようと出掛けたこともあったのだが、たまたまその日は流れで別の店に行ってしまって、それ以来機会が無いまま今日に至っていた。で、銀座店がオープンしたとのことで、行ってみた。
胡椒系だラー油系だと以前からブツクサ言ってたわけだが、ここのは見るからにラー油系なので、持ってこられた瞬間に半歩引いた、が、黒酢の香りがとても良かったので半歩前に出た、という滑り出しであった。で、結論も黒酢の旨みが素晴らしい、の一言に尽きるのだ。黒酢の旨みといえば真っ先に思い浮かぶのが、四川飯店の汁無し担々麺だ。四川飯店の汁無し担々麺には胡麻味と黒酢味の二種類があって、胡麻味の方はまさに(担々麺-汁)という風情なのに対し、黒酢味は独特の味わいと思っていたが、(黒酢味+汁)でこちらの酸辣湯麺になるのではないかとふと思ったりもした。
辛さは激辛というほどでもなく、私には程よいレベル。汁無し担々麺もそうなのだが、黒酢の風味というのは実に絶妙に後引く感じがあって、一気に完食
唯一残念だったのが、相席で隣に座ったおねえちゃん二人組みが二人揃って勘弁して欲しいくらいのチェーンスモーカーだったこと。風向きの具合で、直撃被害はさほどでもなかったが、ちょっとイライラさせられた。
近いうちの再訪必至、ということで◎。

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一時期は毎週通っていた刀削麺荘だが、大手町に行く機会が減ったこともあり、やや足が遠のいている。
で、先日新橋付近でどこで昼飯にしようかと思案中に、ふと懐かしい刀削麺荘新橋店が目に留まった。家を出るときには田島気分120%だったのだが、ちょっと気になり店頭にてメニューを確認。そこで、良く通ってた頃にはなかった、酸辣湯麺の文字を発見。「げっ、刀削麺の酸辣湯麺?」と若干引いたものの、見つけてしまったからにはトライしない訳にはいかない。というわけで、ご入店。
出てきたものは具が若干違うものの、山椒の効いていない麻辣麺という風情だ。麻辣麺よりも酸味は強めなのかなぁ、と思うが麻辣麺もそれなりに酸味はあるので、酸味がどうのというよりも山椒が効いてない、という方が印象としては強い。ここで、酸辣湯麺として自立更生させるには例によって酢と胡椒の大量投入ということになる訳だが、酢は若干増量したものの、胡椒を足して酸辣湯麺を目指すよりは、山椒の痺れの誘惑に負けて、店員に山椒をもらってしまった。で、山椒をバシバシ投入する訳だが、麻辣麺の時のように順調に痺れが増大しない。ベースの味の違いでこんなにも山椒の効きに違いが出るものか、という点にようやく酸辣湯麺と麻辣麺の違いを発見(?)する。
というわけで、これはこれでそこそこ美味しい訳だが、「酸辣湯麺が食べたい」という欲求がこれにより満たされる訳ではなく、どうせ刀削麺荘に来たのなら、麻辣麺の方がお勧めかなぁ、と水を飲んだら実は舌が痺れまくっていたことにようやく気がついた(笑)。
というわけで、本日も採点対象外。

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いつか、酸辣湯麺がいまいちだったきなり屋だが、子供と公園からの帰りに寄った時に酸辣炒麺という新メニューがあったので、怪しいと思いつつも頼んでしまった。
結果は、普通のあんかけ炒麺と思えば普通に美味しい訳だが、また、具のニンニクの芽あたりもちょっと嬉しかったりする訳だが、これのどこが「酸辣」なのかが謎である。また、メニューにも、「ボリューム満点」の一言が書き添えてあった訳だが、看板に偽りなしなボリュームである。これまたこれ自体はOKな訳だが、最後はちょっと飽きてきて、食べ切るのに若干の努力を要した。
で、「酸辣」炒麺としての評価を試みると、..............である。酸辣湯麺の時もそうであったが、そもそも「酸」でも「辣」でも無いのである。もちろん、普通の「中華やきそば」と比べれば「酸」も「辣」もしっかりあるわけだが、普通の中華焼そばに対する期待値と「酸辣」を名乗っているメニューに対する期待値との中間地点にまで達していないレベルである。なので、酸辣炒麺としてどうかと言われれば、そういう態度は日本男児としてどうなのかと詰め寄られても、そもそも日本人でも男児でもありませんから.....としか言いようが無く....
酸辣湯麺の時には酢と胡椒を大量投入して、彼を何とか日本男児に仕立て上げようと努力した訳だが、今回も酢は大量投与したものの、やっぱり焼きそばには胡椒よりもカラシでしょう、という訳でこちらも彼の自立更生を早々に諦めてしまったのであった。
きなり屋さんの名誉のために申し上げると、子供が食ってた炒飯は結構旨そうでした。炒飯の方もかなり盛りが良かったのですが、彼は「うまい」を連発して完食しておりました。

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少し前のことになるが、今年初の酸辣湯麺の新規開拓をした。昼時に恵比寿に来ると「久しぶりだから美味しいものでも」と思うわけだが、いざ探すとなかなかグッと来る店がない。そんな時にふと見つけたこちらのお店。10食限定の酸辣湯麺に惹かれて入店。1000円以下の酸辣湯麺でまともな店に当たることはまれなので、地雷覚悟の入店である。
が、酸辣湯麺と共に運ばれてきた自家製ラー油を見て一気に期待が高まる。麺の具もえのきが多いのがやや気になるが基本を押さえた内容だ。味も、コショウのピリリ感が良く出ていて美味しい。やはり、丸の内の煌蘭もそうだが、自家製ラー油は旨いし、自家製ラー油を出す店の料理も旨い。今まで1000円以下の酸辣湯麺では根津の某店(名前失念、この店についてもレポートを書いてたつもりが過去のエントリを探しても見つからなかった)が唯一まともなレベルだったのだが、笑龍のほうがそれよりもずっと上だ。しかも(あまり有難くないけど^^;)800円で杏仁豆腐とコーヒーまでついてくるのだ。
ここに酸辣湯麺1000円以下の部の新チャンピオン誕生を宣言すると共に、highest CP賞を授与したく思います(パチパチパチ)。
で、当然のことながら、完食。

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新年早々タイムスタンプ偽装エントリで申し訳ない。
が、2005年散々お世話になった酸辣湯麺ネタの2005年最後の新規開拓は、2005年最後のエントリを飾るべきだと思ったのだ(なら年内に書けよ^^;)
12月29日、今日で仕事納めにしようと決めた日の昼下がり、初台商店街をぶらぶら歩きつつ昼飯を物色。こちらに来たのは12月に入ってからなので、まだまだ絶賛新規開拓中だ。そんな中、一軒の中華料理店のメニューに酸辣湯麺があるのを発見。「これしかない!」と瞬間に決断するも、物価の安い初台商店街にあっては掟破りとも言える1500円。「これでまずかったら怒るで(横山やすしのマネをする大平サブロー風に)」と心の中で繰り返しつつ、入店。

やや待たされた後に運ばれてきたのが写真の品。酸辣湯麺のお約束の具は一通り網羅されておりボリューム感もある。麺が塊の様相を見せるのもお約束のうちか?出汁の色はやや濃く、醤油風味を強めに感じさせる南翔小籠と同系統のもの。コショウは粗引きの黒胡椒。酸辣湯麺のコショウ味として黒胡椒がよいのかどうかはやや微妙なところ。味は、酸味コショウ風味共にもうちょっと突出している方が好みだが、これはこれでバランスよく美味しい。トップグループの次くらいには来るのではないかと思われる。
で、完食

しかし、南翔小籠が六本木ヒルズの隣で1050円、煌蘭が丸の内で1260円で酸辣湯麺を提供していることを考えると、割高感は否めない。とは言え、初台にこれを越える酸辣湯麺があるとも思えないので、時々はお世話になることと思われます。

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某氏から「今四川飯店系列で一番美味いのは渋谷だ!」と何度も聞かされていたので、それではと家族でトライ。ややポーションが上品で、赤坂より割高な気もするが、確かに美味しい。で、当然のように〆はこれ↑。
メニューには「酸辣湯麺」と「酢辛とろみそば(確かこんな名前)」と両方エントリされており、説明を読むとどうやら「酢辛とろみそば」が我々の求めるコショウ系の辛味らしいのでオーダーする。
出てきた料理は、当然と言えば当然かもしれないが、赤坂の「酢辛とろみスープソバ」に良く似た印象。さらに、具の形状が細長くなくて賽の目状なので、さらに酸辣湯+麺からは遠ざかっているように感じられる。コショウを大量投入して、イメージするところのものに近づけて食す。
赤坂店の感想と同じく、これはこれで美味しく、当然のように完食するも、ここぞの決めは東武池袋店になってしまうのでしょうか...と一抹の寂しさが残る。
しかしながら、他の料理のクオリティは明らかに渋谷の勝ちでした。難点を言えばサービスの人たちの目の届かなさがちょっと気になったような。ホテル料金でサービス料をガッチリ取られ、かつ、今どきの良く目立つユニフォームを着ており、こちらからは彼らの視認性が良いだけに、余計気になった。

9月10日放送分の「チューボーですよ」は酸辣湯麺だと何人かの人から教えてもらっていたので、しっかりリアルタイムで見た。
街の巨匠3人では、代々木上原の巨匠だけが、私好みのとろみ系。
が、堺巨匠がスタジオで作るレシピは明らかにそれとは違う路線で、全然食指が動かない。しかも、味付けにミスがあったらしく、悲惨にも無星の評価。
事前の期待が大きかっただけに、かなりがっかりな結果に終わってしまいました。
代々木上原に近々挑戦するかと聞かれれば、遠いこともあり、かなり微妙...

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これも大ヒットの部類でしょう。あえて難点を先に挙げると、とろみがちょっと強すぎるような気がしたり、麺が餅状態だったりするが、中華屋においては麺に無頓着はデフォルトであり、一部ラーメン屋のように箸で麺の向きを整えて出されたりすると、かえって、「むむ..」と疑いの眼差しで見てしまったりするわけなので、これらはまず良しとする。
これらのマイナーな点を除くと基本を押さえたとても好ましいコショウ系の酸辣湯麺であるといえる。さらに特筆すべきは「お好みで加えてください」と出された黒酢とラー油だ。どちらもとても香りが良い。辛味としてはむしろコショウを加えたかったわけだが、ここのラー油は香辛料の香りがすごく良く立っていて素晴らしい。石垣島ラー油をちょっと思い出した。と共に、石垣島ラー油があそこまで大騒ぎになったのは、あれ自体が素晴らしかったせいもあるけど、ちゃんとラー油を自分のところで作っている中華屋が少ない、というせいもあるのではないかと思ったりした。

で、当たり前すぎるほど当たり前に、完食。再訪確実。

近所の何の変哲も無いラーメン屋に8月9月限定の酸辣湯麺の張り紙を見つけトライ。
が、結果は惨敗。「どこが酸辣湯麺やねん」というレベル。タンメンにとろみを付けて、具に豆腐と豚肉と椎茸を入れてみました、という風情で辛くも無ければ酸っぱくも無い。だから、酸辣湯麺は「酸辣+湯麺」ではなく、「酸辣湯+麺」と言ってるでしょうが(怒)。
仕方ないので、テーブルにあった酢をブイブイ入れて、胡椒もブイブイ入れるが、ちょっとえぐいような甘みに負けて、どうしても酸辣湯麺に近づかない。ラーメン屋の坦々麺が「え、これってラーメンに豆板醤入れて、申し訳にチンゲンサイ乗っけただけとちゃうの?」という代物だったりしてガッカリさせられることがあるが、今日のはそれ以下でした。
完敗の記念に写真も撮りたかったのですが、携帯の電池切れで断念。

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という訳で、今日も飽きずに酸辣湯麺である。しかし、さすがにちょっと酸辣湯麺づくしが苦痛となりつつもあった昨今、今日の南翔小籠が当たりでも外れでも一旦打ち止めにしよう、などと思いつつのトライであった。

こちらの酸辣湯麺は1050円と酸辣湯麺にしてはお手ごろ価格。が、運ばれてきたそれはなかなかの本格派。具も豚肉、干椎茸、豆腐、タケノコ、溶き玉子と王道である。こちらは上海料理のお店であることによるのか、全体にちょっと甘目のトーンがあるが、酸味辛味ともにしっかりと立っていて素晴らしい。池袋東武とどちらを取るかといわれるとちょっと迷うが、値段も含めて考えると南翔小籠に分があるのではないかと思う。胡椒のチリチリ感、シーハー感が実にしっかりと感じられ、しっかりと余韻を残す酸味とあいまって実に満足度が高い。さらに、ぼったくり飲食店の並ぶ六本木ヒルズからほんの数分歩いたところ(ル・ブルギニオンの斜め向かい)、という立地もポイントが高い。
しいて難点を探せば、香草が乗っていないのが寂しいが、大きな問題ではなく、万人にお勧めできる酸辣湯麺といえよう。で、言うまでも無く、完食

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