何人かの方からお問い合わせいただきました。
10月になってもお休みは続いています。
本当にお店の方のことが心配になってきましたし、今回の貼り紙は特定の期限を設けない書き方で、今後変化もなさそうなので、このネタは今回で最終回としたく思います。
2006年10月アーカイブ
なんつッ亭が気になり始めたのは、ここの店主を「どっちの料理ショー」で見た時からだ。
人を顔で判断してはいかんとは思うが、どう見ても美味しいものを作ってくれそうに無い人に見えたのだ。ところが、見てくれに反して、その店主は見事に勝利を収めたのだった。
それだけならば、ここまで気になっていなかったかも知れないが、またまたある時、またまたふと見た「どっちの料理ショー」でまたまた彼が勝ったのだ。
で、本日、たまたま2時から品川でアポ、というありがたい予定だったので、行列覚悟で行ってみた。
行列に並んでいる時は、店内の様子が分からないので、特に進むのが早いとも遅いとも思わなかったが、席に案内されてから相当イライラした。
行列に並んでいる時から注文しているのに、いつまで経ってもラーメンがやってくる気配が無いのだ。しかも、厨房には結構な人数がうろちょろしているのだが、暇そうな人と、仕事をしているフリ程度のどうでもいいことをしている人しか見当たらない。オーダーを通してからすぐに作り始めていれば、とっくにラーメンを持って来てくれていてもいい頃合である。それどころか、オーダーを通したのが、運悪く、たまたま一つ前のロットの麺をゆで始めた時で、最大限に時間が掛かったと仮定しても、もうラーメンが出てきそうな頃合でもある。が、一向にラーメンが出てくる気配は無い。しかも、厨房のお兄さんたちは暇そう。どういうこっちゃとイライラが頂点に至った頃、満を持してラーメンが登場。
で、一口スープをすする。
「ぬるい!!」
マー油とやらが売りと聞いていたので、熱々の油でやけどをするのではないかと用心して飲んだわけだが、普通にぬるい。全体にこの温度だったら、相当なヌルマズさだと思いスープを良く混ぜて飲んだら、そこまでぬるくなかったので、やや気持ちは持ち直した。
が、「ぬるい」と「それほどぬるくない」、という以上に何か味の印象があるかと問われれば...
「苦い!」
ここのマー油を「香ばしい」と褒める人を某投稿系サイトとかで見かけるが、どういう味覚なんだろうかと不思議な気持ちになる。これは、「香ばしい」ではなく、「焦げ臭い&苦い」である。或いは、その人たちは、私が食ったのとは別のラーメンを食べたのに違いない。
チャーシューは肉の旨みを感じさせるでも、煮込んだたれの旨みを感じさせるでもなく、いまいち。唯一、チャーシューの見てくれは割と美しかったと思う。
麺は、かなりいまいち。普通に市販されてる中華麺でももう少し美味しいのがありそうな感じ。コレくらいの人気店であれば、オーダーメイドできるだろうから、手抜きなのか、味覚のずれた人が作っているのかいずれかに違いない。
総合的な感想としては、行列がなくて無料ならもう一度食べたいと思う。行列は論外。有料ならカップ麺の方がお勧め。