クリスマスケーキはイナムラショウゾウ、というのがせっかく定番化しかけていたのに、昨年、一昨年は子供に押し切られる形で「キャラデコ」だったのだ。
何が悲しくて「バンダイ」のケーキを食わねばならんのだ?どこでもいいからせめてケーキ屋のケーキにしてくれ、と悲しい思いをしていたわけだが、「おもちゃ屋のケーキ」ということで、期待値「-500点」くらいの盛り下がり切った気分で口に運ぶと、思ったほどまずくない、というか、そこそこ食べられたりするのだ。
が、しかし、ガチャガチャで出てきそうなおもちゃが乗っている、という一点につられてケーキを買わされるのは納得いかない感120%だ。
というわけで、今年も「キャラデコ」かなぁ、と諦めかけていたところ、敵は「ポケモンセンターオリジナル『ピカチュウクリスマスケーキ』限定3,000コ発売!がいい」と言い出した。諦め気味に「はいはい」と生返事をしていたのだが、値段を見てびっくり。既に十分割高感のあるキャラデコの3000円に対しても7割増の5000円もするのだ。
これには我が家の主婦がいきなり反応。「ご、ご、ご、ごせんえん?そんなもんに五千円も払うくらいなら、お母さんが作ったげる!!」
と、最初(だけ)は威勢が良く、ピカチュウの耳の部分は何で作るかなぁ、と構想を練ったりもしていたわけだが、その後、全く忘れ去られたかのように話題に上らなくなり、クリスマスが近づくにつれて億劫になってきた気配が漂ってきた。そんな矢先にちょうど届いたイナムラショウゾウのダイレクトメール。
とっても都合の良いお母さんの脳内ロジックは「今年はキャラデコは欲しくないらしい→ピカチュウケーキは高いので却下→特に他に候補が無いならイナムラでも良いのでは」ということになったらしく、「今年はイナムラにするか」と仰る。
自分から「イナムラにしよう」と言い出すと、「あんたは自分のことばっかり考えて」と責められるのがオチなので、自粛モードの私ではあるが、お母様からそういう意見を率先して表明していただけるならば、と一も二も無く賛成^^)
というわけで、今年の我が家のクリスマスケーキはイナムラショウゾウが3年ぶりの復活を遂げたのでした。
しかも、チョコレートケーキは「うまい、うまい」と子供にもバカ受けだったので、来年以降もイナムラ継続可能なのではないかと期待しつつあるワタクシ...