2010年1月アーカイブ

こんなものを売ってたりもする関係上、ここまで話題になった3D映画を見ないという話は無いでしょう、と去年の暮れに見に行った。

うちからだと豊洲が何かと便利なのだが、3Dの各方式を比較するとやっぱりIMAXということらしいので、わざわざ川崎まで出掛けてみた。

没入感に字幕が邪魔、という話があったのと、子供も一緒だったのとで朝一の吹き替え版にしてみた。

感想は、月並みすぎて申し訳ないが、尋常じゃないリアリティで「そこにいる感」満載である。映画を見終わって立ち上がった時の足下の頼りなさが、映画館を出る時と言うよりはディズニーランドのアトラクションから出る時に近かったような感じがした。

が、2点ほど残念なことがあって、一つ目は子供が3D酔いしてしまい、途中から「気持ち悪い」とか言い始めたので、没入感が大いにそがれたことである(笑)。私も、冒頭の宇宙船の無重力のシーンあたりはちょっと酔いそうになったが、パンドラに到着して重力が発生して以降は特に問題はなかった。彼は結局、ちゃんと見ていたのは半分強で、残りは眼鏡を外したり、しばらく目をつぶったりしていたようである。幸い、吹き替え版だったせいでストーリーはちゃんと理解できて、それなりに面白かったようだが、「二度と見たくない」そうである(笑)。この先、もっと凄い3D映画が登場してきた際に、彼がそれを避けてしまうかも知れない原因を作ってしまったのはちょっと申し訳ない。

もう一つは、長らくこの手の映画を映画館で見たことがないので、最近の2D映画と比べてどれほど凄いのかというのが実感としてピンと来ない、という点である。最近でも映画館に行くことはあるのだが、ポケモン映画とかプリキュア映画とかばかりで、洋画は10年以上見ていない。しかも、「ドッカーン、ボッカーン」系の映画となると、93年に寝台車に乗るための時間調整にロンドンで見たジュラシックパークが最後だと思うので、実に16年ぶりである(笑)。なので、「すごい!!!!」とは思うものの、何が具体的にどれくらい凄いかは残念ながらよく分かっていない。

多くの人が今の状況をカラー映画の出始めの頃と対比して、「どういう映像を3Dにすると映えるか」と人が考えるのは過渡的な時期である今だけで、間もなく単にそれが当たり前だからという理由で3Dで撮るようになる、というようなことを言うが、「そうかも」と思わせるアバターであったことよ。

取りあえずまだの人は、是非劇場で見てみてください。私も子供を連れずに是非もう一度行きたいと思っています(笑)。

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