2009年7月アーカイブ

この地図は面白い。見てて飽きません。一家に一冊トイレに常備すべき(?)本です。

下北沢駅の妙な重なり具合はこういう理由があったのか、とか、西新宿の「どっちが1階なの?」感満載の地形は淀橋浄水場の貯水池そのものなのね、とか、「地べたで再発見」という副題そのままに再発見しまくりです。

タモリ倶楽部の古地形再発見ものが好きな人には特にお勧めです。

何年も前に書店で見かけてつい買っちゃった本ですが、何故今更お勧めするかというと、この本についてくる赤青メガネがあると最近YouTubeでも急増中の3D動画を楽しめる、という副次的楽しみもあるからです。

私のようにメガネを掛けてると、Minoruに付いてくる耳かけのあるタイプの赤青メガネよりも、本書に付いてくる自分の手で支えて見る平面タイプの方が使い勝手が良く、ついついこちらを愛用しています。

というわけで、是非!


以前にもご紹介したように、YouTubeに3D動画をあれこれアップロードしてきたわけだが、これまではアナグリフとか交差法とか平行法とかそれぞれの方式でエンコードした動画をアップロードする必要があった。

が、この度(まだベータだが)YouTubeが3D動画対応したので、サイドバイサイドの動画をアップロードしておけば、見る時に視聴環境にあったエンコードを選択できるようになった。(動画アップロード時に'yt3d:enable=true'というタグを付加するだけ)

ということで、記念に動画をアップロード
エンベッドモードだと再生環境を選択するプルダウンメニューが表示されないので、リンクにて。

古典的なアナグリフだけでなく、ドルビー3Dでも採用されている「青/アンバー」のより色再現性に優れたメガネにも対応している。交差法と平行法が逆になってしまってるのはご愛敬。
<7/22追記>
既に、交差法と平行法の逆転は修正されている模様。20%プロジェクトといえども素早い!!
</7/22追記>

これが、担当者の本業以外の時間を使ったいわゆる「20%プロジェクト」で実現されているというのだから、さすがGoogle。

そんなこんなで、3Dがもうちょっと流行ってくれればminoru君も売れるのに、と今日も宣伝に勤しむ私...
Andyさんのところで、カリフォルニアワイン関連の読売新聞記事がいい加減である点が指摘されていたが、ボルドーに関してもかなり「?????」な記事が掲載されていた。

「ワイン醸造の技術が発展途上で、収量が多かった82年には予想外に評価の低いワインが多かった。」とあるが、パーカーの元記事のどこをどう読めばそうなるのか全く理解不能。
原文には"My general observations were that overall, 1982 is a far more concentrated vintage than 1990."とある。凝縮=良いワインかどうかはともかくとして、少なくともパーカーの評価に関しては凝縮=良いワインなのは、皆さんご存じの通り(笑)。また、パーカーの元記事では「1982の方が熟成が遅い」とも述べられていて、これもそれが直ちに高品質とは言えないものの、「長熟」は一般的には褒め言葉である。収量に関しては"Each vintage had high yields."とあるので、どちらかのVintageが特に多いという話ではない。醸造技術に関しては、1990年からの20年で大いに進歩しているので、1990年以降の優良vintageの将来は今回試飲した2つのVintage以上のものになる可能性がある、というコメントはあるが、82から90の間に技術が発展したという記述はない。というわけで、どこをどう読んだんでしょう?googleに自動翻訳させたらそんな文章が出てきたりして????

「かつて100点をつけて高騰したペトリュスの82年は93点。」とあるが、少なくとも瓶詰め以降ペトリュスの82年にパーカーが100点を付けたことはない。

「ドメーヌ・ド・シュヴァリエは55点だった。」というのは事実だが、82というVintageの全般的な低評価を代表する例であるかのように語るのは明らかにmisleading。むしろ、great vintageにおける例外と考えるべき。

「右岸は全体に評価が低く、その後の品質向上を浮き彫りにした。」というのもいまいち。「右岸はその後の品質向上が目覚ましい」という一般論は元記事でも述べられているが、90年以降の個々のワインの評価については何の記述もないので、「浮き彫り」には全くなってないと思う。

プロのライターが書いたとしたら(じゃなかったら誰が書いたんだという話だが)寒いどころではないむちゃくちゃな内容。それに「読売新聞」のブランドを冠して世に出す方も世に出す方。
勘弁してください。>読売新聞
週末に前回のエントリに登場したYさんとお会いしたわけだが、「決闘」の件については全く記憶に無いらしい。
「そういえば、お母ちゃんから『あんた小学校の時○○君に決闘申し込んで...』という話を聞かされたことがある」とは言ってたが、○○君は私ではなかった模様。
お母ちゃんの記憶違いか、それとも誰彼なしに決闘申し込みまくってたのか?

Yさんは今でも地元に住んでいて「昔と全然変らへん」と言われるらしいが(そう言われればそんな気もするが)、小学校3-4年生の頃の印象しか無い人がいきなり40ウン才になって現れても全然分からん。同窓会でN者択一クイズなら分かるかも知れんが、おばちゃん10人の内3人は元同級生、という問題なら全滅の自信ありだ。

Yさんから聞いた話の中で一番良いニュースは「H川Z一君が元気でやってる」という話かと。心配する、という以上の行動は何も起こしてなかったわけだが、気にはなってたのよ、ずっと。

実現可能性は微妙ながら、機会があればこの次帰省した際には他の皆様ともお会いしたいものだと思った次第。

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