2005年7月アーカイブ

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今日から子供は2泊3日のキャンプへ。6歳でいきなり2泊3日なんて大丈夫かなぁ、などと思いつつお見送り。年中組の時に幼稚園から初めて親抜きの遠足に出かけた時の方が心細そうだったので、まあ大丈夫なのかなぁ...

「酸辣湯麺」でのgoogle上位者情報がいまいち当てにならなかったので、検索結果からラー油系を排除すべく、「胡椒・コショウ・コショー」を検索単語に加えてみた。
が、「酸辣湯麺+胡椒」で検索すると当サイトが、「酸辣湯麺+コショー」で検索するとshira氏のサイトがトップという、いきなり先行きに不安ありまくりの結果となってしまった(笑)。
それでもめげずに探すことしばし、次の狙い目は南翔小籠@西麻布に決定いたしました。
このサイトで見る限り、相当期待が持てそうな気配を醸し出していますが、いかがでしょう?

ここも比較的近所だし、ラー油系とコショウ系の二種類用意しているらしく期待が持てるので、遠からずトライすることになると思います。ただ、こちらの坦々麺がそれほど好みじゃなかったこともあり、じゃあ来週、というほどの気合になかなか至りません...

ボーっとしながらテレビから流れる声を聞き流してたら、ニュース番組のアナウンサが「最近は人気女優のハダカを集めるのが流行している」とか言っている。
え??そんなの最近のことでも何でもないんじゃないの?「最近」と言うからにはハダカと言っても写真ではなく、超詳細3D座標データとか、逆に、超リアルテクスチャ再現とか、そんなことかと妄想していたら...

ハダカではなく、ハガタでした。そう、歯型。そんなもん何が嬉しいねん?と思うが、歯列矯正先進国アメリカでは、単に噛み合わせを良くする、というレベルを超えて、「誰似にお願いします」みたいなのが流行ってこと?

じゃあ、俺も出歯を直すか、と思わなくも無いが、いまさら感がありあり過ぎて、「さんまが直したら考える」という結論に至る。

昨日はこことかこことかで紹介されている地引網に行って来た訳だが、地引網自体については諸般の事情により他のサイトに譲るとして^^;地震の話である。

地震が起こったとき、首都高横羽線の川崎大師付近を(制限速度+?くらいで)快調に走行していた。そこへいきなりグラリと来た。車で走っていたときにグラリと来ても普通「地震だ」とは思わないんじゃないかと思うが、その時私は「穴ぼこに落ちた」と思った。しかし、通常、穴ぼこに落ちた場合には穴ぼこから出る時の突き上げられる感じの衝撃は落ちた時の比ではない訳だが、それが全然無かったので、次にパンクを疑った。が、加減速とかハンドル操作に対して、頼りなくなる感じが無いことから、これまた除外。その後も揺れは収まらず(と、言ってもこの間数秒)、いい加減な工事で路面がうねりまくっている状態が継続している、というのが一番近いなぁ、とか思ったところでようやく地震に思い至った。
そう思って見ると、電灯がグワングワンという感じで揺れている。回りの車もすごくゆっくり走っていて、ハザードを出してる車もいる。多くの人は、この先のどこかで首都高が崩落していても驚かない、と思ったに違いない。
運転に影響があるほどの揺れは数秒か長くても10秒くらいで収まったが、多くの車はその後しばらく徐行運転をしていた(崩落を懸念してかどうかは知らないが)。ああいう状況で、揺れが収まった瞬間にいつものペースでブイブイ行ける人ってすごいなぁ、と妙な関心をしつつ、私自身は平和島料金所あたりまでは徐行とはいえないまでも、いつもに比べるとかなり控えめなペースでゆっくりと走った。
「何を今更」ではあるが、首都高のように緊急車両が通過する路肩も無いような道路で大規模な災害が起こったらどうなるんだろうと思うとかなりぞっとしたりもした。

車を運転中に大きな地震に遭ったのは初めてだったので、他の地震との比較はできないが、かなりな揺れを感じたので、震源地のあたりでは相当な被害が出ているに違いない、とその時は思った。その予測が大外れだったのが何よりである。

Kiroroの「生きてこそ」はなかなか良い曲なわけであるが、ムシキングの主題歌になったこともあって、うちの子供も良く歌っている(というか、子供が歌っていたのがこの曲を知るに至ったきっかけである)。

♪いーきてーこそー いーきてーこそー 無限に羽ばたく夢

おお、「無限に羽ばたく」なんて難しい言葉も良く知ってるねぇ、なんて感心してると..

♪いーきてーこそー いーきてーこそー 広がってまたすぼまる

ん??
すぼまってどうすんねん?

という訳で、正解は

「広がってまたつながる」でした。

こっち方面あっち方面に宣伝してしまっている、酸辣湯麺@四川飯店東武池袋店であるが、昨今の酸辣湯麺losing streakをリセットしたく、また、その他の事情もあったため、3連休初日に再訪してみた。

が、しかし....


し、し、し、塩辛い...

しかも、コショーもいまいち物足りない。

これでは、「四川飯店お前もか」状態ではないか。

とはいえ、そこはさすがに地力のある四川飯店さん、方向性自体が狂ってしまっていたわけではなく、コショーをもらって増量したところ、いつもの味わいにかなり近くなった。

が、いかんせん塩辛い。こんなに塩分の濃そうなものを完食してよいものかと思う。が、いかんせん美味い。で、完食。

その時は良かったものの、その日はえらく喉が渇いて困った。

随分以前だがこのお店では麻婆豆腐が異常に塩辛く、苦情を言ったらお金を取られなかった、という事件があった。最近はそんなことも無く、美味しくなってきたねぇ、なんて我が家では評価高かったわけだが...その点では、平河町の本店はさすがというべきか味が安定している気がします。

今日はあまりにも良くできたお役所仕事に遭遇して嬉しくなってしまった。

たまたま都庁の近くにいたので、都庁前駅から大江戸線に乗って帰ろうと思ったが、都庁前から地下鉄に乗るのは初めてなので、地下鉄の入り口がどこにあるのか分からない。「都庁前」というくらいだから、都庁の前でキョロキョロしたら見つかるだろうという当然至極の発想で都庁のまん前くらいまで行ってみた。が、キョロキョロしてもおなじみの地下鉄の入り口らしきものが見当たらない。仕方が無いので天井から下がっている道しるべ状のものをチェックしたがどちらの方向にも都庁前駅の表示が無い。近くの案内板にも地図にも都庁前駅は載っていない。
マジか?「都営」線の「都庁前」の駅が、都庁の前のいかなる案内表示にも載っていないとはどういうことだ???
一生懸命目を凝らしてキョロキョロしたら、少し離れたところに小さく赤紫の丸印が見えた。地下鉄の入り口っぽくは無かったが、そこから階段を下りろということのようだったので、降りていった。が、階下には全く何の案内も無く、右に行けばいいのか左に行けばいいのか再び分からなくなってしまった。しばらく突っ立っていると、人の流れが左にしか向いていないようだったので、流れに従ってみたところ、ようやく駅にたどり着いた。
環状運転すれば便利なものを全乗客を強制的に都庁前で乗り換えさせるクソ不便な仕様にしているんだから、そのターミナル駅たる都庁前にもう少しまじめに客を呼び込みなさいよ、とこみ上げてくる嬉しさを隠し切れないおじさんであった。

大江戸線と言えば、一旦「東京環状線」と名前が決まっていたものを「環状運転していないんだから環状線と呼ぶな」と石原慎太郎が横槍を入れて名前を変えさせたことで有名なわけだが、どうせなら名前を変えさせるのではなく、環状運転するように横槍を入れて欲しかったと思わずにはいられないわけである。

というわけで、大江戸線は東京都民のためにあるわけではなく、光が丘住民の光が丘住民による光が丘住民のための路線なのであるからして、光が丘の地名を「大江戸」と改名すれば、とても腑に落ちる路線名になると思わずにはいられないのであった。

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更新が遅れてしまったが、実は2日連続で酸辣湯麺を検証していたのであった。
Andyさんに教えてもらった三幸園もよさげであったが、同じサイトで見つけた鳳鳴春により惹かれたので、そちらへ..
「ガミガミ主義」さんで紹介されているのは、1050円の「激辛」酸辣湯麺と思われるが、激辛が苦手な私は1260円の通常版を選択。
写真からもお分かりいただけるかと思うが、かなり赤い、というかオレンジ色である。むむ、こちらも激辛か?と恐れをなしつつ一口食べてみると、微妙な酸味と甘味...これはケチャップでは?そう思えば、エビチリ風味な気がしてくる。とはいえ、ラーメン進化版ではなく、きちんと酸辣湯+麺でありうまい。ちょっと胡椒味が足りないようだったので、お店の人に胡椒をもらって大幅増量を試みるとかなり改善した。が、引き続きケチャップ(?)にちょっと違和感。というわけで、今日も四川飯店のトップの座は揺るぎない。鳳鳴春は昨日に引き続き「惜しい」というところでしょうか。とはいえ、こちらのお店はきちんと酸辣湯+麺派だったので、完食

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今回の酸辣湯麺は神保町の源来酒家にて。
「酸辣湯麺」でgoogleトップのこのサイトの「中国の黒酢を使っているとのことで、香りがよく酸味がしっかり。」というコメントに思い切り惹かれてしまった。実は、先日の四川飯店東武池袋店のエントリにコメントをくれた、もと氏に「お宅の会社の近くにもよさげな酸辣湯麺があるよ」と教えてあげようと思ったのだが、その前に自分で検証してからと思い行ってみた。
まず、値段が900円と安い。四川飯店本店は1575円、東武池袋店は1470円なので、それらに比べるとずいぶん安い。
で、運ばれてくると黒酢のとってもいい香り。期待感高まりまくり、が、しかし、辛味がラー油系なのであった...
食べている間中、心の中で「惜しいんだけどなぁ..」と繰り返しつつ、自分が胡椒系でないと満足できない身体になっていることを再確認。四川飯店でも酢を増量してしまうことの多い私だが、このお店は香りの良い黒酢がしっかりと利いていて、その点は本当に評価が高い。が、酸辣湯麺というのは、まず酸辣湯ありきで、ラーメン好きの日本人がそこに麺をぶっこんじゃいました、という成り立ちそのままの味わいを醸しているべきだと思うのだ。それに比べて、ラー油系(と一般化していいのか、この店の特徴なのか不確かだが)の場合はまず麺料理ありきでそれを酸辣湯風味に仕上げました、という感じを受けてしまう。
で、酸辣湯は底まで飲み干すわけだが、麺類のつゆは飲み干さない性質なので、完食には至りませんでした。残念。

なんで日本のスーパーには、Express Laneが無いのかと思う。
特に、「帰りに○○買ってきて」と頼まれて、牛乳パックその他、一品だけ持って並ぶおじさんには切実な問題だ(と言っても数分のことなわけだが)。

そこに持ってきて、うちの近所の「サントク」というスーパーは今時珍しく、袋詰めがセルフではないのだ。
だから、レジ打ちと袋詰め要員の2名体制なのだが、中途半端に人件費を削っているのか、最繁時間帯でも全てのレジが2名体制になっていない。じゃあ、一人でレジ打ちしているところに並ばなければ良いではないか、となりそうなものだが話はそれほど単純じゃない。袋詰め担当なりに気を利かせて、時折レジを移動するのだ。だから、袋詰め担当不在状態が不定期に移動するP型半導体状態なのだ。
なので、たまたまカート満載のお客のところで正孔状態になったりしたらたまったもんじゃない。今日はまさにそんな状態だったので、かなりイライラした。
しかも買ったものはたったのキュウリ一本である。その上、それが78円もして、それにもちょっとイライラだったのだ。で、長く待たされたのでレジ回りの商品をキョロキョロと見ていたら、ちょっと美味しそうな輸入物のポテトチップ(Olive Oil Potato Chips)が目に留まった。が、値段を見てびっくり。200g強で398円もしてやがる。しかも、「お買い得品」とか書いてやがる。
その時は、袋詰め担当なんか置いてるから、こんなに物の値段が高いんじゃー!と怒ったが、キュウリは別のスーパーでも同じ値段だったし、件のポテトチップはアメリカでも$3くらいしているらしい。さらに、日本のサイトだと500円台で売っているところまで見つかった。本当にお買い得品だったみたい。
明日、買ってビールの友にしようかな...

と、何の話か分からなくなりそうですが、日本のスーパーにもExpress Laneをということで一つよろしく。

おまけ
私がコロラドに住んでた89-91年頃はどこのスーパーでもExpress Laneの表示は"6 items or less"だったのだ。それが、SATのEnglishの平均点が年々下がっているという問題が議論された時に、街中に氾濫する間違った英語に晒されている子供たちこそ被害者なのだ、みたいな論調も出てきて、Express Laneの"6 items or less"なんかが見事に槍玉に挙げられたのだ。結果、最近ではどこに行っても"6 or fewer items"という「正しい」英語が見られるようになったのであった(めでたし、めでたし)。

というわけで、日本にもExpress Laneをよろしく^^)

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ダンチュウだか何だかで読んだが、酸辣湯麺は辛味が主としてラー油か胡椒かで2種類に分かれるらしい。そう言われれば、六本木店の味がいまいちに思えたのは、酸味不足だけじゃなくて辛味がラー油だったことによるような気が...
その点、池袋東武店は胡椒のシーハーする辛味で大満足。酸辣湯麺に関しては本店よりもこちらの方が美味しいのではないかと。あっちはメニューにも載ってないし..
そう言えば、酸辣湯を知ったのはBoulderに住んでた頃だったなぁ...なんて。あと、アメリカではどこでHot and Sour Soupを頼んでも、辛味はコショーだったような気が...(不確)

という訳で、私の中で酸辣湯麺のスタンダードはここのお店です。で、完食

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梅酒である!

少し前に、こちらのコラムを読んで、「日本酒で造った梅酒」が気になっていたが、先日とある居酒屋で見つけて飲んでみたところ、これがなかなか美味しかった。
なるほどと思い、評判の良さそうなものをいくつか探して買ってみた、という次第である。一言で、梅酒と括ってしまえないバリエーションがあり、楽しい(かつ、安い、かつ、体に良さそう)。

というわけで、今年の夏はあれこれ楽しんでみたい。

一巡した感のあったミュージカルバトンですが、私のところにも回ってきたので、とめてしまうのもしのびなく...

1)コンピューターに入っている音楽ファイルの容量
今メインで使っているIBM X40にはゼロです。前使ってたT21には数10メガくらい入ってたと思います。最近一番良く音楽を聴く場所である、車のカーナビには数百メガくらい入っていると思います。

2)今聞いている曲
今は何も聞いてないけど、直近で聞こうと意識して聞いた曲は宇多田ヒカルのFirst Loveではなかったかと(自信なし)。

3)最後に買ったCD
荒井由実の「ミスリム」と「コバルトアワー」を去年の秋くらいに買ったのが最後ではないかと..

4)良く聞く、または特別な思い入れのある5曲
ショパン練習曲10-4 マウリツィオ・ポリーニ
88年に東京文化会館で行われたリサイタルのアンコール2曲目でこれを弾いてくれた。火が出そうなほど激しいのに全く乱れないテンポ、鳥肌が立ちました。

ファイヤーワルツ エリック・ドルフィー
修論で煮詰まると毎度研究室でこれを部屋がビリビリ震えるような大音量で聞いていました。今でもたまに聞くと脳みそが気持ちいいです。

制服 吉田拓郎
泣ける。この間も一人で関越を走ってるとき大音量で聞いて泣きそうになってた。

正しい街 椎名林檎
無罪モラトリアムは全曲素晴らしいのだが、取りあえず冒頭のこの曲に代表していただくことにした。この人に限らないけど、初期の作品にすべてが含まれてますね。

トランジスタラジオ RCサクセション
うじうじぐだぐだと時間をつぶすだけの日々の何とも後ろめたい思いを肩代わりしてくれてました。最近ではすっかり聞かなくなったけど...

5)次に回す人
誰にも回さないでおこうかと思ったんですが、「俺そういうの好きじゃないから」と言いそうな人が浮かんだので、意地の悪い私はその方(のみ)に回してみます。

最近のシリコンバレーではあらゆる職種にめちゃくちゃインド人が多い。それは全く結構なことである。唯一問題なのは、彼らは菜食主義者比率が高く、彼らが日本を訪れた場合、日本には菜食主義者対応のレストランが少ない、ということである。

お肉がダメ、と言われたら、「まあ蕎麦でも」と言いたくなる訳だが、そこにもいきなり難関がある。かけでもざるでもつゆには須く鰹出汁が含まれているのである。そこで、私が前いた会社(某社日本法人)には「奴らが気付くまではそばつゆの成分を話題にしない」という暗黙の了解があった。
しかし、懸命にそばつゆから話題を逸らしたにもかかわらず、動物性成分に感づいたBharat(仮名)という人がいた。忘れもしない、大手町ファーストスクエアB2の「そじ坊」でのことである。当時(今はどうなんでしょう?)、そじ坊で単品の蕎麦を頼むとデザートとしてみたらし団子が1-2個付いてきた。そばつゆは食べられないと知ったBharat(仮名)はあろうことか、ざるそばにみたらし団子のあん(あの、甘辛いやつね^^;)を付けて食べ始めた。見るだけでも「うぐっ」な取り合わせであるが、そばつゆを封じられ選択肢の無い彼にやめろとも言えず、黙って見守っていたところ、さすがに不味かったのか、あるいは単にあんが足りなくなったのか1/3くらい食べ進んだところからは何も付けずに蕎麦だけで食べ始めた。そのまま蕎麦だけを食べ続け、1/3程を残して力尽きた。

翌日は、ピザを食べに行った。これなら大丈夫だろうとベジタリアンのピザを注文したのだが、そのピザが目の前に運ばれてくると、食べ始める前にピザの上の野菜を除け始めたのだ。「むむ..?」と思ったわけだが、まあ、たまたま嫌いな野菜だったのかなぁ、などと思って、よしとした。本来ここで気付いているべきだったのだ。

ある夜、皆で連れ立ってイタリアンレストランに行った時のことだ。ウェイターにBharat(仮名)がベジタリアンである旨を告げると、「じゃあ、まずはサラダをお持ちしましょうか?」と当然の申し出。ところが、Bharat(仮名)は「生野菜はあまり好きじゃない」との返事。ウェイターは気を利かせて、「じゃあ、グリルしたお野菜をお持ちしましょうか?」とすかさずフォロー。ところが、この後のBharat(仮名)の言葉に一同驚愕した。

"I don't like vegetable."

マジかおっさん?ベジタリアンといえども嫌いな野菜はあるだろう。キュウリが嫌い、とか、ニンジンは苦手、とかなら十分理解の範疇である。しかし、何らの限定を加えることなく、一般名詞で「野菜は嫌い」と来た。

何じゃそりゃ?

ベジタリアンの定義は「野菜しか食わん人」ではないのか?「野菜しか食わん」かつ「野菜嫌い」な人が食べられるものはΦ(空集合)ではないのか??
「どないせぇ、っちゅうねん??」と言いたくなるところを押さえ、目一杯politically correct(当社比)に「お宅さん、いったい何食うたはりまんねん?」と尋ねると。

"Bread and pasta"

「はぁ?おっさん、それやったら菜食主義者ちゃうやんけ、粉食主義者やんけ。今度からflourianと名乗りなはれ。」と言いたくなる気持ちをぐっと抑えて...

"I see."
と、我ながらpolitically correctにその場をしのぎ、彼はその夜勘定に含まれないパンばかりを食い散らかして帰っていった。

後日、Bharat(仮名)と二人でランチに行った時のこと、パスタを注文して待っていたら、スープが出てきた。チキンコンソメスープだったので、彼が飲もうとするのを制したところ、「実は、外国を旅行中にどうにも食べるものが無かったらチキンは食べることがあるんだ」と言って、美味しそうにスープを全部飲んだ。

Bharat君(仮名)、お願いですから、今すぐVegetarianの看板を下ろして、今度からは黙って鶏食ってください。

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うううううう、天一について、超大作を書いてたのに消えちゃったので簡潔に..

おいしいかと聞かれると微妙な天一ではあるが、時折食べたくなる。今回、その原因となったのはこのページ。ゴリ蔵さん、という方の「天下一品みゅうじあむ」サイト内のページで、「東京の直営店は?」として、「上記のように、関東地区の直営店は3店舗しかありません。高円寺店、神楽坂店は直営店らしいのですが、その他は?」とある。

神楽坂なら歩いて行けるではないか。行かねば!

というわけで行ってきた。で、FC店と何か違うかと言われると...良く分からん。

良く分からん、だけではなんなので、直営店訪問記念に天下一品を初完食してみた。

一口に初完食とは言うものの、それなりの歴史があるのだ。天一には100回以上行ってるはずだが、実は天一のスープはドロドロギトギトで何が入っているか得体が知れず、お腹にももたれるので完食したことは一度も無かったのである。学生の頃、某先輩から「うえはら、お前ホンマは天一愛して無いな」と指摘されたこともあるが、それでもスープ完食の踏み絵だけは踏めなかったのである。

が、なぜか今回は簡単に完食してしまった。

その理由としては、天一のおどろおどろしさがずいぶん薄まったということに尽きるんじゃないかと思う。
学生の頃は、「あの濃さ重さは一体全体なんなんだぁぁぁ(叫)」と謎めいていたスープだが、最近は店に行けばあれとこれが入ってますみたいな能書きがある。確かに、能書きを読んでからスープを飲めばどうも野菜がそのまま入っているらしい。スープとして煮込んで煮込んで抽出したエキスであの濃さならえらいことだが、また、そう思い込んでいたからこそのおどろおどろしさであったわけだが、ガスパチョと思えば納得の濃さである。しかも、最近は(特に関東方面の店では)煮込みが足りないのか、いかにも野菜が生のまま入ってるっぽい食感なので、「何じゃこりゃ」感はさらに大幅に減少している。

というわけで、初天一から25年目にして初完食なのであった。(冒頭で「簡潔に」と言ったのは誰だ^^;)

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