さて問題です。
毎度待ち時間が長くてイライラさせられている銀行に税金の支払いに行きました。入店後まず最初に何をしますか?
10人中13人くらいは「番号札を取る」と答えるんじゃないでしょうか?
私も当然そのように行動しました。が、それを阻止しようとする人がいます。誰でしょう?
先を越されまいとする先客、というなら納得がいきますが、「案内係」とか書いた名札を付けて、青いブレザーを着た行員なら納得が行かないと思うのは私だけではないと思うのですが、どうでしょう?
何故その青ブレザー氏が邪魔をするのかと思えば、先に必要な用紙を記入してから番号札を取れ、とのことです。
状況によってはその指摘がもっともな場合もあり得ますが、さて、今何人待たされているんでしょうと思い番号表示を見ると20人くらい待っています。なので、「この20人を案内し終わるのに何分掛かりますか?用紙に記入する時間は十分あるでしょう?」と青ブレザー氏に尋ねました。
これで、青ブレザー氏は番号札を取らせてくれると思ったのですが、彼もなかなか頑なです。さらに機械の前に立ちはだかりながら、「でも、皆さんにそうしてもらってますから」。
「ふざけるな。お前じゃ話にならんから責任者を出せ」と暴れる、という選択肢も0.8秒くらい検討しましたが、その場はおとなしく引き下がってしまいました。で、名前だけを書いた用紙を持って番号札を取りに行き、その後、ゆっくりと用紙の他の欄を埋めましたが、理不尽な青ブレザー氏に対する怒りがおさまりません。窓口に呼ばれたら思い切り文句を言ってやろうと、あれこれセリフを考えていたのですが、20人の待ち行列の待ち時間は相当長く、窓口に案内された頃にはさすがに怒りもおさまっていて、何も言わずに支払いを済ませて帰って来ました。
しかし、普通の接客業の人なら通常は客に自由に番号札を取らせ、待ち行列が極端に短い時だけ「お客様。ただいまの時間はすぐにご案内できますので、用紙の記入をお済ませになってから番号札をお取いただけますでしょうか」と促すのではないでしょうか?硬直的なルールを客に強制するだけなら、頭の中に脳味噌の入った人間が案内係をする必要は無いのではないでしょうか?必要が無いというより、むしろ、いないほうがましだと思います。例えば、記入済み用紙を入れないと番号札が取れない機械が置いてある方が、まだ納得感があります。脳味噌を使えば真っ当な判断が出来るはずの人が、見事なまでに思考停止して、間抜けな行内ルールをお客様に強制する、というのは出来の悪い機械の相手をさせられるよりもずっとストレスフルです。
優秀な人材を山ほども抱えているみずほ銀行様におかれましては、そこのところを何卒改善いただきたく、このような辺境のブログではありますが一筆したためさせていただくものであります。