2004年2月アーカイブ

トヨタのプロボックスなんていう車を知っている人は殆どいないんじゃないかと思う。

テレビでコマーシャルなんてやらないし、ディーラーに行っても展示なんてしていない。なんで、そんな車を知っているかというと、最近子供が自動車メーカーのサイトにはまっているからだ。しかも、サイトの仕組みも何も分からず、ほぼランダムにクリックしているので、しばらく好きに遊ばせていて、ふと覗くとウィンドウが20-30も開いていたりする。そんな具合だから、当然「なんじゃこれ」見たいな車にも辿り着くわけで、そんな車の一つが「プロボックス」なのだ。
この車に対する認識が変わったのは、いつものように近所を車で走っていた時に、子供が窓の外を指差し「あ、プロボックス」と叫んだ時から。その時は、「あら、こんな車実際に走ってるんだわ」と思っただけだったが、一旦、形と名前が一致すると、これが実に大量に街中を走っていることに気付いた。恐るべしトヨタ。恐るべし商用車。

と、まあ、書いちゃうとどうってことない話なんだけど、妙に感動したのよねぇ...

花粉がやってきてしまった...
そろそろ街でマスク姿の人を見かけるようになりましたが、私は感じていなかったので、ひょっとして直ったのかも、なんてありえないことを考えていましたが、やっぱり勘違いでした(笑)。
昨日、ゴルフに行く車中で猛烈に花粉を感じました。花粉症は一度感じてしまったら負けなので、今日は朝から目がしょぼしょぼします。
まあ、今年は始まりが遅かっただけ良しとしましょう。

前の携帯を紛失して約2週間、携帯を替えて2日目にして、いきなりスパムメールが来た。
私の携帯のメールアドレスは相当不便なくらい長い。uehara.abcdefgh.ijklmn.opqrst@docomo.ne.jp
というようなアドレスだが、それでも開通2日目にスパムが届く、という彼らのアドレス探査能力には舌を巻く。
私が落とした端末を拾った人がスパムを出していると考えた方がまだ気持ちが落ち着くくらいのすさまじさである。

うーむ。

昨日のエントリは昔養老孟司の唯脳論で、「脳は全てを現在化する」という話を呼んで以来暖めていたものなので、随分古いネタである。このblogを始めて以来、書こう書こう、といつまでもdraftで暖めていたネタでもある。が、書き始めると長くなるので、なかなか完成せずに今日(正しくは昨日)に至っていた。

まあ、それを頑張って完成させたのは「13歳のハローワーク」っていいですね、と言いたかったからである。やはり、すべからくAが好きだからA、BがしたいからBであるべきだと思う。AのためにB、BのためにCという構図は昔から生理的に嫌いである。

と、言ってる割には、今日のエントリのために昨日のエントリをわざわざ書いた自分に今気が付いた(笑)。

死刑囚のパラドックスというのがある。
いろんなバリエーションがあるが、大体こんな感じ。
裁判官が死刑囚に言いました。「あなたを今週金曜日までに処刑します。但し、処刑当日になるまで処刑日が分からないように執行されなければならないものとします。」
死刑囚は考えます。金曜日が来れば処刑は金曜日にしかできないことが分かってしまうので、金曜日には処刑はできない。となると、死刑執行可能な最終日は木曜日になる。が、木曜日になると木曜日に処刑されることが確実になるので、木曜日にも処刑できない...こうやって全ての曜日の可能性が排除され、死刑囚は結論付ける。「この俺を金曜日までの予期しない日に処刑することはできない!」
処刑されるはずがないと自信満々の死刑囚にある日裁判官が告げる。「おまえを本日死刑に処する。」

この話を取り上げたのは、死刑囚のロジックのどこに誤りがあったかという論理学の問題を論じたいからではない。この死刑囚の置かれている状況が、現在の多くの日本人の置かれている状況を良く表しているのではないか、ということが言いたいのである。

というわけで、突如トラックバック強化月間実施中です(笑)。
今日はshiraさんのサイトから...

で、本題に戻ると、必ずしも研究開発者に限った話ではないですが、日本のサラリーマンももらう人はもっともらっていいと思うんです。確かにリスクを取っていないから、それに対するプレミアムとしての高報酬は望めないでしょう。でも、これだけの競技人口がいるスポーツ(?)ですから、オリンピックの年にしか存在を思い出してもらえないスポーツの選手と野球選手の収入が違うように、選手層の厚いメインストリームの競技として、トッププレイヤーにはそれなりの報酬があってしかるべきだと思います。
まあ、その一方で、やはり日本のサラリーマンのリスクの取って無さ加減はそれはそれで筋金入りですから、多くは望めないのかなぁとも思います。その昔、某社で研修担当をしていた時に、研修生に「この先どういう分野で仕事がして行きたい?」と尋ねたところ、「自分で選んだキャリアで失敗するのは嫌なので、会社で決めてください」と言われて腰が抜けそうになったことがありました。こんな人でもそれなりに処遇して、それなりの給料を払い続けてあげる日本企業が、一方でエースから高額の報酬を請求されたら、「ええ加減にせぇよ!!」と言いたくなる気持ちも分かるような気も...(笑)。

故あって、赤木さんとよく似た勝敗システムを取り入れることになりました。
お付き合いの酒はやめられないし、ドクターストップというほどの状況でもないので、「自宅で一人では飲まない」というのはちょうど良いくらいのルールかと。
2月から集計してみます。初日の今日は、奥さんの方からビールを出してきたので、「一人」という条件に当てはまらないと認定されました(笑)。

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