2008年3月アーカイブ

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ソムリエとは職業なんでしょうか、それとも、資格なんでしょうか?
資格のことだと思っていたり、資格が無いと就けない職業だと思っていたりする人が結構いたりするんでしょうか?
先日、とあるワインバーに行って、そこのソムリエさんに話しかけたところ「ソムリエじゃないんですが」と頭を掻きながらやってきたので、そのことにすごく違和感を感じてしまった、というそれだけなんですが、社団法人に本ソムリエ協会様におかれましても、大量の客室乗務員の方々がネギ背負ってやってきたら資格ビジネスに精を出したくなる気持ちも分からないではないですが、日々ソムリエの現業に就いてらっしゃる方が「ソムリエじゃない」などと勘違いしないような環境作りも大切ではないかと思ったりする次第です。

で、そこのワインバーでは写真のワインを飲んだわけですが、残念なことに軽めのブ。(非)ソムリエ氏曰く「還元香が強いだけだ」とのこと。全然納得はしなかったけど、飲めないわけではなかったので「そうですか」と返事をして最後まで飲みましたとさ。

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この写真じゃ何のことか分からんと思うが、今日はえらい目に会った。
都内の某公園の土手にプラスチックのそりを持って行って、そり遊びをしようという企画だったのだ。
先週も同じ公園に行ったのだが、その時ダンボールで滑ろうとしたらいまいち滑らなかったので、今度来る時はそりを持って来ようと考えていたのを早速実行に移した、というリベンジ企画だ。

で、一回目、やはりダンボールと違いスピードが出て面白そうだったのだが、ダンボールでちんたら滑っている幼い子に追突してしまう。「こら、もっと周りに人がおらん事を確認してから滑らんとあかんやろうが」とひとしきりの説教の後、「今度はお父ちゃんと二人乗りで滑ろう」と子供が言うので、じゃあ、とばかりに二回目は子供が前、私が後ろの二人乗りで出発。

最初はなかなか順調と思っていたものの、思ったよりもスピードが乗り、結構な段差もちょっと下にあって、「このスピードであの段差に突っ込むのはいまいちちゃうの?」という感じだったので、足を突っ張ってブレーキを掛けようと試みるが全然減速の気配も無く段差へ。

私が段差に落ちるところに先に段差に落ちた子供の頭がリバウンドしてきて、私の顔と激しく衝突。

顔、というくらい当たり障り無いところとぶつかったのなら笑い事で済んでいたのだが、運悪く「前歯」と子供の頭が激突。

土手の下まで滑り降りたところで、子供が「痛い」と頭を抱えてうずくまっているので、確かに歯が当たったんだから痛かろうと思いつつ、「大丈夫か?」と尋ねる。泣き笑いしつつも「大丈夫」と返事があるのを期待していたところ、ワンワン泣きながら「痛い痛い」と繰り返すし、そりから転がり落ちたままの姿勢を全く立て直そうともせず頭を抱えて倒れているので、「あれ、そんなに痛かったのかな」と思っていたところ、頭を押さえている手の間から血が染み出してきて「あちゃー、これは大惨事」というモードに。

そうこうするうちに、周りに子供達やらお母さん達やらがわんさと集まってきて、「頭打ったんやから救急車呼んだほうがええ」というご意見もいただき、救急車呼ぶほどのことなのかなと多少の躊躇はあったものの、人生初の119番通報(実際に電話したのは奥さんですが)。

電話から10分掛からない位でまず消防車が登場。それまで近くに居合わせたお母さんにもらったティッシュで傷口を押さえていたのから、マキロンで消毒&滅菌ガーゼにレベルアップ。本末転倒な感想としてはもうちょっと物々しい手当てをしてもらわないと、こんな程度のことで救急車呼んでよかったのかな感がますます強くなるのに加えて、この頃には既に出血もほとんど止まっていて、なんだか申し訳ない感が満載。

そんなこんなを思いつつ、氏名や年齢や怪我をした状況なんかを聞かれている間に救急車登場。

救急車から担架が下りてくると、物々しい感は一気に全開。担架に乗せる前に子供の首にむち打ち症の人がするのの簡易版のようなちょっとしたサポーターのようなものも巻かれ、それを装着した状態で担架に横たわっているとすっかり重傷者の趣である。

その後、家族全員で救急車に乗り込もうとするが、救急隊の方に「お父さんは車を運転してこられた方が帰りが楽でしょう」と言われて、救急車初体験はお預けに。少し離れたところに置いてあった車に乗って病院を目指す。救急患者がなかなか受け入れてもらえずたらい回しにされる、なんて話をニュースで聞いたりするので、病院が決まるまで時間が掛かるんだろうかと思っていたら、軽症だったせいかほんの数分で受け入れ先が決まった模様。

で、病院で見てもらった結果が「2針(2ホチキス)縫って、全治10日」というもの。まあ、それくらいですんでよかったとは思うものの、単にどこかから落ちて怪我、というのではなく、不可抗力とはいえ自分が直接的に怪我させたのは何ともやな感じ。

きっとこの傷はハゲになって残るだろうし、そのハゲについて友達から聞かれたときの答えが「親父の前歯で」というのは相当いまいちだし、実に申し訳ない。まさに、注意一秒怪我一生ではあるが、本当にすまん(合掌)。

人づてに聞いて、一度は行きたいと思っていた弘屋さんにめでたく詣でることが出来ました。

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小ぢんまりとしながらも、「いらっしゃい」の気配の満ち満ちた玄関(って単に思い込み^^;?)

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あ、マクロモードにするの忘れた。

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同席の方が、「このトマトめっちゃ美味しそう」と16回くらい繰り返すので、だんだんそんな気がしてきて、つい写真に撮る。実際はもっと鮮やかな色だったように思うが...

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ホワイトアスパラ。旨い旨いと言ってるうちに、割りとなみなみと注がれていた白ワインもあっという間になくなる..

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ズワイガニとうにのゼリー寄せ。そりゃうまいでしょう。そりゃうまいです。

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イチゴとイベリコ豚。これも、そりゃ旨いでしょうな組み合わせだが、イチゴ単体がちょっと美味しすぎる感じ。イベリコ負けてます。

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これまた、そりゃ旨いでしょう攻撃。で、これまた、フォアグラよりも下に敷いた芋の甘みの印象が強い。

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のどぐろって言ってましたっけ?皮がめちゃ旨い。もちろん身も旨い。もっと食いたい。

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熊らしい。熊の熊たるゆえんは良く分からず。ちょっと塩がきつい印象。

弘屋さん、ここが印象に残りましたベスト3!!

1) 狭い
席数の少ないお店とは伺っておりましたが、ここまで濃密な空間だったとは..でもええ空気が流れてます。
2) マスターの風貌
肩に力が入らずいい感じ。東京だとラーメン屋からフレンチまで肩を怒らせた人が多いような..肩の力の抜けた人、と言っても弘屋さん比5割増しくらいは力入ってます。
3) 身長2m超氏が食ったもんを憶えてない
マスターに「これ新作?」と尋ねてはことごとく「この間も出しました」と言われてた。さらには「いつもは3皿くらいしか出てこない」とコメントして「そんなはずは無い、毎回今日と同じくらい(=6皿)は出してます」と断言される始末..(笑)

また行きたいので、口実作ります。

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