2005年12月アーカイブ

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新年早々タイムスタンプ偽装エントリで申し訳ない。
が、2005年散々お世話になった酸辣湯麺ネタの2005年最後の新規開拓は、2005年最後のエントリを飾るべきだと思ったのだ(なら年内に書けよ^^;)
12月29日、今日で仕事納めにしようと決めた日の昼下がり、初台商店街をぶらぶら歩きつつ昼飯を物色。こちらに来たのは12月に入ってからなので、まだまだ絶賛新規開拓中だ。そんな中、一軒の中華料理店のメニューに酸辣湯麺があるのを発見。「これしかない!」と瞬間に決断するも、物価の安い初台商店街にあっては掟破りとも言える1500円。「これでまずかったら怒るで(横山やすしのマネをする大平サブロー風に)」と心の中で繰り返しつつ、入店。

やや待たされた後に運ばれてきたのが写真の品。酸辣湯麺のお約束の具は一通り網羅されておりボリューム感もある。麺が塊の様相を見せるのもお約束のうちか?出汁の色はやや濃く、醤油風味を強めに感じさせる南翔小籠と同系統のもの。コショウは粗引きの黒胡椒。酸辣湯麺のコショウ味として黒胡椒がよいのかどうかはやや微妙なところ。味は、酸味コショウ風味共にもうちょっと突出している方が好みだが、これはこれでバランスよく美味しい。トップグループの次くらいには来るのではないかと思われる。
で、完食

しかし、南翔小籠が六本木ヒルズの隣で1050円、煌蘭が丸の内で1260円で酸辣湯麺を提供していることを考えると、割高感は否めない。とは言え、初台にこれを越える酸辣湯麺があるとも思えないので、時々はお世話になることと思われます。

今年は12月からいきなり寒いわけだが、寒くなり始めるのと相前後しておんぼろオフィスを構えたので、寒さがいっそう身にしみる。
これまでずっとオフィスビル仕様のところにいたので、昼間から寒い寒いと言いつつ仕事をしていたのは長らく記憶にない。強いて言えば、10数年前の鈴鹿は寒かった、とかそれくらいか。
で、寒さを多少なりと緩和しようとカーテンとカーペットを買ってみた。新しい電化製品を買うときなんかも大概そうだが、売り場で物を選んでいるときはその効用を過大評価しがちなように思う。昨日もジャスコの売り場で「これさえあれば底冷えともおさらば」みたいなマッチ売りの少女的幻想を思い切り抱いてしまった。
使用後の感想は「違うと言えば違う気はするけど....」という程度である。能動的に熱を発する器具を導入したわけではないので、当然と言えば当然過ぎるほどの感想だ。
そんなわけで、たまたま部屋に一人だったりすると寒さが一層しみるので、能動的発熱体(=人)を求めて隣の部屋に移動したりする。オフィス代をケチっておいて、発熱要員に人を余分に雇ったりしたら笑われるよなぁ、などと思いつつ...

そんなこんなしてまして、市ヶ谷出没頻度上がってません。すみません。

私の場合、自分の髪型をどんな風にしてもらいたい、とか深く考えたことが無いので、床屋で「今日は、どんな風にしましょう」と聞かれても毎回100%同じ答えしか出来ない。

「短く」

これしかない。

なので、その日も「短く」という注文から散髪が始まったわけだ。
当然のように順調に髪の毛は短くなり、さっぱりしてくるわけだが、相当な年配であるところのその日の床屋はなかなか前髪に手をつけない。前髪だけ長めに残ったその姿はまるで「こんどぉおぉぉぉです(古い)」ではないか。

いつになったら切ってくれるのかと思いつつ鏡を見ていたら、切らないままに床屋は作業を終了した。
手に鏡を持って、後ろの方の具合とかを見せつつ「どうです?」と聞いてくるので、「前髪をもっと切ってください」と言ったところ、その床屋の顔が曇った。

なんか、ちょっと言い難いことを人に告げるような風情で

「でも、額が広く見えちゃいますよ...この辺」

とパチキ(そりこみ)の辺りを指差してみせる。

「いや、切れと仰るなら切りますが、残した方がいいと思いますよ」

と親切なアドバイス付きだ。

いや、そりゃ年齢相応、或いは、ちょっと年齢に先駆けて薄くなりつつあるのは意識してましたよ。でも、そういう指摘をいただくとはちょっと心外というか、心外と言い切る意気地がいまいち無いというか、そういう微妙な心持ちだ。

が、彼の言ってることは要するに、

「あるところの毛で無いところを隠す」

ということである。
ということは

『原理的には1:9分けと全く同じ』

ということではないのか?

私の頭髪状態は1:9分けをその視野にしっかり見据えたと言うことなのか?
まじですか?
竹村健一先生の背中(or後頭部)を捉えるのは何時のことですか?

私の場合、子供の頃から白髪がそこそこあったので、いつも同じ慰め方をされていたものだ。

「ええやんか、白髪の人はハゲへんて言うから」

かつて私に向かってその陳腐な気休めを言った奴ら全員に「ここに来て謝れ」と言いたいような、言うとますます惨めなような、これまた微妙な心持ちだ。

という事情ですので、本日限での現役引退をここに表明いたします。

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PS 家に帰って前髪を下ろしたら、「こんどぉおぉぉぉです」程の長さも無く、どちらかというと「たこでぇす」である。ますます欝だ....

通勤

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明日から通勤時間がえらく長くなりそうなので(そもそも今通勤しているのかという話はおいといて)、少なくとも本を読む時間は増えるだろうと思い、おなつかし系の文庫本を一冊買いました。

久々更新のリハビリエントリということですみません..

今度のオフィス(?)は都営新宿線沿線なので、最近ご無沙汰気味の某所にも顔を出しやすくなる筈(多分)。

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