2008年5月アーカイブ

自宅じゃなくて会社だが、初台から日暮里に引っ越した。

来る前は「あんな辺鄙なところ嫌や」って感じで引越時期をズルズルと後ろ倒しにしていたんだが、いざ来てみると....

!!!快適!!!

居室スペース自体は木造2階建て家屋だった初台に比べると全然こっちの方がいいし、通勤時間もルートとか運にもよるがやや短縮、ちょっと気になる飲み屋、韓国料理屋、焼肉屋多数、ちょっと気になる酒屋とかパン屋とかもあって、少し足を伸ばせば正泰苑の本店とか、ヤキニクエスト殿堂入りの金龍苑とか、鰻の尾花とか、カフェバッハとか.........と、とっても満ち足りた気分になってきた。

引越3日目で今気になっているのは、お昼に東十条にも行けなくも無いなぁ...ということ(笑)。

ああ、幸せ(新オフィスにて本日発売のキリンThe Premiumを飲みつつ...)。

昨日も「出掛ける」というほどでもなく家族で車で出掛けていたわけだが、毎度のことながら下の子がぐずり始めた。その時のはなかなかに激しくて、母親があやしても全然効き目が無かったのだが、上の子が「世界のナベアツ」のものまねを始めた途端にぴたりと泣き止んだのには驚いた。

さすがは「世界の...」と名乗るだけのことはある、と感心しきりだったわけだが、お兄ちゃんが「8」でアホになってしまったのには、小学○年生にもなって3の段の九九がうろ覚えというのはどうよ、とやや寂しい思いもしたり...

いずれにせよ、ナベアツ登場から5分程度で下の子は熟睡モード。

ありがとう、「世界のナベアツ」!!

知ってる人はみんな知ってることだが、「パーク保留」こそが守旧派を支えていたのだ。
日本以外では殆ど使われることの無い機能なので、Asteriskを始め「業界秩序」に頓着しない人たちはなかなか実装して来なかったのだ。

だから、それを大事に守って、実装させないようにさせないようにという戦術も当然理解できるのだ。

が、この記事を読むと、「あーあ、だから言わんこっちゃ無い」感が満載なのである。

記事自体は「日本のメーカーさんはなかなかパーク保留の仕様を公開してくれないから、その通りの実装は出来ないけど、こんなやり方ならほぼ似たことが出来ますよ」という内容に過ぎず、守旧派の皆様方におかれましても、「我々のやり方とは違うし、こんな外国製の電話機買う人いないよ」と大した危機感も抱かずに安穏としておられることが想像できてしまうわけだ。

が、しかし、私が注目するのはこのページの下の方にある図だ。

世の中全体に公開しないまでも、シンパを作るべく限定的にでもパーク保留の仕様を公開しておけば、PBX-centricな世界の延命が図れたのに、この図ではもはやPBXは中心を外れて手足に成り下がってしまっていて、「あーあ」な感じである。

パーク保留ぐらいが実現できても、あれも出来てない、これも出来てない、とAsteriskの弱い点をあげつらうこともまだまだ出来ただろうに、Asteriskを「仮想敵」とすること自体が無意味な世界の到来を自ら早めてしまった印象である。

(元)SkypeのNiklas Zennstromも言ってた、「電話は音声アプリの一形態に過ぎない」は全くその通りと多くの人が思っているはずだが、種類としては多くある中の一つに過ぎなくても、事業規模的には全体の99.9%を占めていたりすると、別に他のアプリに対応できなくても、昔ながらの「電話」っていうハードウェアのパッケージングでいいんじゃないの、とついつい落ち着いてしまいがちだったのだ。

が、ようやくここに来て、Mosaic前夜くらいまで至った感があるのだ。ちょっと前に、携帯の着信音として黒電話のベルの音が流行ったことがあったが、ソフトフォンのスキンに「電話機」を使うと周囲の人にニヤリとしてもらえる時代までもう一息だ。

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