
例によって例のごとく、バンダイの食玩である。


5台のマシンが、ロボットになる以外に別パターンの合体も出来る(今回は『ゴーゴートレーラー』)というのも最近のお約束どおりである。

ついでに言うと、おまけでかぶった兜の部分を頭と解釈しても12頭身くらいになってしまうバランスの悪さも毎度のことである。
が、例年と少し違うことがある。
一枚目の写真の下の方にも少し写っているが、ダイボウケンと追加で合体するメカがGWのこの時期に既に発売になっているという点である。

これまでも、新たな隊員(若しくは、それに準じるキャラ)が現れたり、悪役が寝返ってヒーロー戦隊側のメカと合体できるようになったり、というのはあったが、それらは物語中盤以降で敵がパワーアップしてくるのに連れて、という展開であった。ところが、今年は既に、上の写真のような追加メカが4台も登場しており、↓の写真のように腕を交換してダイボウケンをパワーアップさせるというシカケになっているのだ。

このように、腕を交換できる、というだけであれば、4台出たからといって4台全部をそろえる必要は無いのだ。子供の好きそうなドリルあたりを買ってやれば納得してもらえるはずなのだ。ところが、今年のバンダイの気合は並大抵ではなく、4台全部揃えると「スーパーダイボウケン」という合体ワザが可能となっているのだ。
繰り返しになるが、まあ、最初の合体ロボが「スーパー○○」にパワーアップするのは毎度のことで、折込済みである。が、GWに既に「スーパー○○」というのは異例中の異例である。
邪推であるが、去年の「マジレンジャー」と「仮面ライダー響鬼」のおもちゃ販売は相当に苦戦したのではないだろうか?今年は両シリーズともストレートに子供に受けそうなメカっぽさで売っており、少なくとも我が家に関する限り、バンダイの勝ちと認めざるを得ない。というわけで、もう二台の追加メカも遠からず我が家にやってくる予定である。