久々の英語ネタです。
渡辺千賀さんのブログのエントリ、"I feel like shit"によると
セイン・カミュの「英語ではこういう」みたいなコラムがあった。そこで「憂鬱な気持ちなの」
は
「I feel like shit」
と言え、と書いてあった。。。まじですか。
これほど爆笑系の例でなくて恐縮だが、随分昔(少なくとも10年以上前)にスポーツ新聞の後ろのほうのコラムに「ケント・ギルバートの英語教室」みたいなのがあって、その例文に..
「次はあっちのコースを滑ろうよ」
"Let's try that course over there."
というのがあった。細部は多少違ってると思うが、概ねこんな文章。で、「あれ」と思ったのは"course"という単語。日本でスキー場に行くとスロープには「何とかコース」「かんとかコース」と名前が付いていて、一般名詞的にも「あっちのコース」とか言うが、英語ではcourseとは決して言わない。trail, run, slopeあたりが一般的なところだろう。単なる斜面のことをcourseとは呼ばないが、スキー場の斜面に旗を立てるとrace courseにはなる。ゴルフの18ホールや前菜からデザートまでの一連の食事が"course"になるのと同じような理屈だ。
で、ついこの間も冬季オリンピックが開催された、有名スキー場目白押しのユタ州在住のケント・ギルバートが"course"という単語に違和感を覚えない筈が無い。まあ、有名人の名を冠したコラムなんて、ゴーストライターが書いてるのが常識、な訳ではあるが、タイトルが「○○教室」なんだから、ちょっと目を通してチェック入れる位のことはして欲しかった....と思ってたら10数年後のセイン・カミユ先生におかれましても事情は何ら変わっていらっしゃらなかったんですね(笑)。
こんにちはートラックバックどうもです。
私は「スキー場」を英語でどういうのか時々ちと悩みます。ski resortっていうのが割と普通だと思うんですが、スーパーローカルで、リフトもないようなとこでもリゾートか、と。(イメージ:月山)あ、ski areaか・・・。
リフトすらないとski areaと呼ぶのもつらい気がしますが^^;リフトしか無いくらいだとski areaでしょうかね。でも、かなり寂しいところでも頑張ってski resortと自称してますよね。