The Return of Sherlock Holmesに収められたこの短編は、ドイルがファンからの求めに応じて書いた物語として有名である。シャーロック・ホームズ物語の書き出しの多くは、「○○年の重要な事件としてはAやBがあるが、中でもホームズの才能を遺憾なく発揮したのはCだろう」という具合なので、シャーロック・ホームズには「(AやBのような)語られざる事件」というのが多数ある。ドイルは「第二の汚点」を二度も「語られざる事件」として登場させてしまったため、後に書かざるを得なくなったのである。
で、今日の本題だが、シャーロック・ホームズとは何の関係も無い。
「第二の汚点」並みにさんざんネタ振りだけしといて、書かずじまいだった「あれ」の落とし前を何とかつけて欲しい、という話である。
「あれ」が出てきたのは、ドラゴンボールが最高潮だった頃、ナメック星でのフリーザとの戦いにおいてである。フリーザが唯一恐れるものとして、何度か語られるのだ。
「あれ」とは「徒党を組んだサイヤ人」。
が、再三の前振りにも関わらず、全然徒党なんか組んでいない、スーパーサイヤ人と化した悟空一人にフリーザは簡単にやられてしまうのである。
うーん、メチャクチャ割り切れん感じ。頼むからサイヤ人が徒党を組むとどうなるのか、ドラゴンボール外伝でも書いてください。>鳥山明
ゴテンクスがそれです、という冗談は頼むからやめてください。>再度、鳥山明
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