2006年印象に残ったワイン(1)

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既に、2007年も10%以上が経過した今頃になって、「何を今更」感がありありではあるが、珍しく去年飲んだワインについて記しておきたい気分が盛り上がってしまった。

第一回は(って続くのか^^;?)Chateau d'Yquem 1990。

1月にEさんに飲ませていただいたものだ。ワイン自体の素晴らしさもあるが、この時は何と言ってもあわせた料理とのマリアージュが素晴らしかった。フォアグラとYquemという定番中の定番の取り合わせではあるのだが、ワインを飲んでひれ伏さんばかりになったのは、後にも先にもこの時だけ。

この取り合わせを口に含んだ瞬間、頭を駆け巡ったのは料理やワインに対する賛美の言葉ではなく、我が身の至らなさに対する悔恨と懺悔の言葉だったのだ。酒飲みが神様を引き合いに出すのは二日酔いの朝と相場が決まっているが、この時だけは、酒を飲んだ瞬間から「私が悪うございました」モードが全開になってしまったのだ。

「ひざまずいて飲むべし」なんてワインもあるらしいが、このワインの前には、ひれ伏して、それでも足らずに穴掘ってもぐっちゃったような、ただただ神々しいワインでした。(って、他の人が読んでも、「で、いったいどういう味だったのよ」って言いたくなるような感想であることよ(笑))

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このページは、ueharaが2007年2月 7日 01:44に書いたブログ記事です。

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