ヤフオクに出品された直筆サイン入り野球カードにジャイアンツが抗議
この記事読んだ時にも、「なんなんだ？？」と思ってたんですが、かんちゃんのところで、
>「ファンの良識にお任せする」けど「容認できない」ってのが意味不明。
というコメントを読んで、私自身の意味不明体験を思い出してしまった。
某社から派遣されてコロラドに住んでいた10数年前のこと。
ちょうど赴任期間の半ばごろに海外駐在手当の制度が変更になり、住宅手当が実質増額されることになった。大変喜ばしいことだったので、当然のように広くてきれいなアパートに引っ越したところ、人事部からクレームが付いた。
曰く、「そういうのは制度の悪用である。なぜ引っ越したのか理由を説明せよ」とのこと。
規則に、「○○ドルまでの範囲でアパート借りてよし」とあれば、10人中10人が、その予算の範囲内で最も広くてきれいで回りの環境が良い物件を借りようと思うに決まっているではないか。で、そういう物件を探せば、市場原理で不動産の価格が決まっている以上、予算上限値に近い価格の物件に落ち着くのが当たり前すぎる結論ではないか。それに対して、「何でそんな高いアパートを借りた？」みたいなほとんど言いがかりのような質問をされても答えようが無いというものだ。「2000ドルまでのところに住んでもいい」と言われているのに、あえて500ドルの安アパートに住んでいる人がいたら「何故そんなところに住むのだ？」と聞いてみたい気もするが、上限値あたりの物件を選んだ理由は聞くまでも無いではないか。
が、そんな返事を期待しているのでないことは明白だ。「何あほなこと言うてんねん」と喧嘩を売ることも考えたが、当時既に、とっても日本人で、かつ、とっても社会人だった私は、ご親切にも相手の期待している回答をして差し上げたのだった。
その文面は以下のようなもの。
「赴任期間があと9ヶ月なので、契約更新時に1年単位の契約しか認めないアパートから9ヶ月でも契約可能なアパートに引っ越しました」
人事部の担当はその説明で一応納得したのか、それ以上何も言ってよこさなかった。新家賃の9か月分が旧家賃の12か月分より高かったのは言うまでも無い。
実に意味不明である。
トラックバックありがとうございます。
ほんとに、まったくもって意味不明な言いがかりですね。
似たような不条理な体験、割とよく出くわすような気もするのですが、思い出そうと思うと思い出せません（笑）。
おおむね賛成なのですが、「10人中10人が、その予算の範囲内で最も広くてきれいで回りの環境が良い物件を借りようと思うに決まっているではないか。」という点については、「Fantastic Metaphors!」の管理人とかはそう思わないような気がするので、言い過ぎかもしれない、と思いました。
聞いた話ですが、意味不明な話としては、次のようなものがあります。
知り合いが、独身のときに職場の既婚者向けの宿舎に住んでいたそうです。そこへ、第３者からの「独身者や単身赴任者が住んでいるのはけしからん」という意味不明な投稿があり、そのため、宿舎の管理をしている部門の人から「１年以内に家族と同居する予定のない人は無条件で出てください」と意味不明なことを言われたそうです。それで、「住みたいという希望者がいるという条件下ならでてもいい」と主張して無条件は取り下げるようにいったそうです（希望者がいなかったら空き部屋になるので、無駄な空き部屋作るよりは埋めた方がいいのは、あたりまえですね）。もちろん、彼はそのとき家族と同居する予定はなかったので、希望者がいたときには、さっさと引っ越しをしてでたそうなのですが、お笑いなことに引っ越した後の部屋には希望者してた人が入居しなかったそうです。まさに、引っ越した方からすると、ふざけるな状態だったようです。もっと笑えるのは、彼はその2ヶ月後に恋に落ちて4ヶ月後には結婚することになって、半年後にはもともと住んでいた部屋に戻ったという点です。結局、結婚相手と出会うために、半年間引っ越しした、ということになり、彼にとってはまさに塞翁が馬なわけですが、世の中意味不明なできごとが多すぎるなぁ、と思う次第です。
「10人中10人が、その予算の範囲内で最も広くてきれいで回りの環境が良い物件を借りようと思うに決まっているではないか。」っていうのは至極当然な話に思えます。
私はときどき、「意味不明」とか指摘されて自らの表現力の稚拙さを歯痒く思いますが、誰もが直接サインが貰えるとは限らない状況の中で、貰える状態の人から欲しい状態の人へサインが対価が支払われた上で移動するというのは素晴らしいことだと選手も考えているといいなあと思います。
某社は、海外赴任してた人に手当てを多く払い過ぎて、赴任者に返済を求め、一括返済か分割かの選択を迫ったそうで、分割を選んだ人には毎月請求書だか何だかが届いたんだそうですが、請求書を発行していた人が転勤して、引継ぎがなされなかったらしく、何ヶ月目かからは請求されなくなったため、一括返済した人は全額、分割を選んだ人は少額を返済したことになりますが、全額返済した人たちは紳士だったのか、この不公正を会社に指摘しなかったそうです。
また、ある海外赴任者は、当初２年の予定が１年半で帰国させられることになったため、アパートの契約書を偽造して、２年未満で出るときには違約金が発生するという条項を書き加えて、会社に半年分の家賃を請求したら、会社は払ってくれたそうです。
余談でした。
それ、書こうかどうしようか迷ってたんですよ。まあ、どう考えても時効なのでそろそろ公にしても大丈夫かと思いますが^^;
同じような会社があるものですね