この間、アメリカ人と話してたら、「何で日本のオフィスはこんな暖かいんだ。これじゃ会議で居眠りをする人が多いのも無理は無い」と言われたので、「アメリカのオフィスこそ、何であんなに冷やしてるんだ。寒くて仕方が無い」と言い返したところ、意外な答えが返ってきました。
その答えとは、
「あれは、最も快適な温度ではなく、最も生産性の上がる温度に設定しているのである」
というものでした。
彼曰く、体温維持のために頑張って代謝を高めに維持しているくらいの状態の方が、脳も良く働き生産性が上がる、とのことでした。まあ、日本でも頭寒足熱とは言うけれど、アメリカの場合「頭寒足寒」というわけですね(笑)。
これって、暖かいところから発生した文明が、その中心を次第により涼しい地域に移していること(エジプト→ギリシャ→ローマ....とか?)と関係するのかしら?
へぇ。前々からあの不可思議な寒さには納得いかなかったのですが、頭を活性化させるためだったのですね。
でも、ぶるぶるふるえながら仕事はできないと思うんですけどねぇ。
まあ、単なる言い訳のような気がするんですけどね。アメリカのほうが日本より暖房温度が低いかと言われれば、そんなことは無いように思うんですが、どうなんでしょう?