Platy Preserveの欠点について

| コメント(4) | トラックバック(0)
先のエントリにも書いたように、基本的には大絶賛モードのPlaty Preserveですが、問題点が全く無いわけではありません。
1つめの欠点は、以前にも書きましたが、完全に空気を追い出すのが難しい、という点です。注口の径がもっと小さければお医者さんが注射器の空気を抜く要領で空気を完全に追い出すことが可能ですが、ボトルからPlaty Preserveにワインを注ぐ際のことを考慮して大口径の注ぎ口となっているので、空気を完全に追い出すのは容易ではありません。十数回くらい使った程度の熟練度では抜栓前ボトルのヘッドスペースの半分くらいの空気は残ってしまっているように思います。それだけ追い出せれば上出来と思う方にはお勧めできますが、「ええっ、そんなに?」と思う方も保存状態に気を遣う方には少なからずいると思いますので、そういう方にはお勧めできません。

preserve-air.jpg


もう一つは、内部を完璧に洗浄するのが難しい、という点です。使用後の洗浄方法は基本的には水を入れて振り洗いなんですが、底のところに澱が残ってしまいます。量的には微々たるものですし、温水を入れてジャカジャカ振り回しても落ちないものなので、後から入れたワインの味や香りにそれほどの影響を及ぼすとは思えませんが、これまた影響はゼロではありませんので、ものすごく気にする人にはお勧めできません。

preserve-sediment.jpg

というわけで、気にする人には気になる点も若干ありますが、お手軽さと保存能力のバランスで、引き続きお勧めします。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.galileo.co.jp/mt/webapps/mt-tb.cgi/3051

コメント(4)

もうすでにされてるかとは思いますが、キャップを8割方閉めてから空気を抜くと、結構うまくいきますよ。それでも少しは入りますけどね。写真の1/3ぐらいで済むかと。

おりは私も一度はまりました。熱めのお湯で、隅々まで行き渡るような感じに数回すすいだら除去できましたが、今度からはなるべくはじめから入れないようにしようと思いました(笑)。

> もうすでにされてるかとは思いますが、キャップを8割方閉めてから空気を抜くと、結構うまくいきますよ。それでも少しは入りますけどね。写真の1/3ぐらいで済むかと。

その方式↑もやりかけてたんですが、水位が目視できないと大量にこぼしたりしたこともあって、最近は全開状態で水面を確認してから栓をする方式になってました。再度修行したく思います。

おりはまあ別に気にしてないので、どっちでもいいかなって感じです。でも、聞いちゃうとこの次熱湯で洗ってみたくなる気もしないではなく....w

ということで、本年もよろしく。

今飲んでるワイン(たまたまですが、0906^^)でやってみたら、やっぱりこぼした。私って不器用???

確かにコツは要りますね。私の場合、キッチンの台などの側面を活用してます。右手ではいつでもキャップを閉められるようキャップをつまみつつ、左手の押し加減だけで空気を出していくわけですが、キッチンの台などの側面に左の手のひらだけ使って押し付けることで、大分安定すると思います(指を使うようなやり方だと、どうしても微妙な力加減が難しい)。これだとちょっとはあふれることはありますが、大量にあふれることはなくなると思います。

澱はあまり気にしてないとのことですが、バッグにお湯をたっぷり含めて右手で入り口をふさぎつつ、左手で膨らんだ底をもみもみするような感じでしょうか。これでそこの隙間は大分綺麗になると思います。ちなみに前のワインの香りが残る件も、熱いお湯を使うことでかなり改善されると思います。水滴が残る件についても、熱いお湯の方が大分渇きが良いですね。

コメントする

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.3

このブログ記事について

このページは、ueharaが2009年12月31日 21:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Platy Preserveが活躍しまくりの件」です。

次のブログ記事は「アバターを取りあえず見てきた件について」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。