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moon.jpg

2003年の夏に天体望遠鏡を買った。必ずしも、火星大接近に触発された訳ではなく、その年の秋にぶらぶらと旅行する予定があったので、星空観察に適したところに泊まる日もあろう、ということで買ったのであった。が、2週間強の行程中、箱から出した日が1日、かつ、その日も結局上手くセッティングできずで一度も本領を発揮することが無いまま、旅行後は部屋の片隅で箱に入ったまま埃をかぶり続けていた。

自動導入機能が付いているので、星雲星団がビシバシと...というのを期待していた訳だが、ある程度開けた場所で、方位的に散らばった星を2-3手動で導入して較正しないことには、自動導入機能も本領を発揮してくれず、南側なら概ね何とか...という程度のうちの庭先では厳しいものがあるのである。

しかし、本領が発揮できないから、本領以外の機能も一切発揮させない、というのではあまりに不憫な気がして、星雲星団ビシバシからは程遠いが、手動で取りあえず月だけでも見てやろう、と思い立った。
で、撮ったのが↑の写真。天体写真というと、大袈裟な装置が必要なものと思い込んでいたが、月くらいなら手に持ったデジカメを接眼レンズに押し付けて撮れる、というのをどこかのサイトで見つけてトライ。

実際他の人が望遠鏡を覗き込むのを横から見ていると、スポットライトのように瞳が照らされるのが分かるので、これなら撮れるかも、という気がしてくる。実際にやってみると、中央スポット測光の機能のあるデジカメなら相当シャッタースピードも早く(うちの場合で1/100程度)手ぶれもそれほど気にならないレベル。

とりあえずプチ満足。

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このページは、ueharaが2006年9月11日 20:15に書いたブログ記事です。

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