ナントカ味のカントカについて

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「ナントカ味のカントカ」という表現については下品であるとのご批判を各方面からいただいたわけだが、その表現の下品さを上回る(下回る?)事態がまたまた進行中である。

日本テレビ放送網の久保伸太郎社長とか言う方が、「31日の定例記者会見で、楽天がTBSの株式を大量保有し経営統合を迫っていることについて、『買収すれば何でもできるのか。マネーゲームの末に放送事業を営むというのはどうなのか』」とかおっしゃったらしい。

「買収すれば何でもできる」という極めて明白な事実すら知らずに上場企業の代表取締役社長をやってるという事実に驚いた。「何でも」とはいっても、放送法をはじめ各種法律の制約があるのは言うまでも無い。現経営陣の意向なんて知ったこっちゃ無い、という意味での「何でも」である。
この方は、上場の意味も知らず、覚悟もなく、単なるステータスの一種くらいに勘違いしていらっしゃるのではなかろうか?或いは、既に渡辺ナントカってのに私物化されてるから、うちは関係ないと思ってるのか??(笑)
久保社長におかれましては、即刻、MBOを企てるか、社長を辞任するかの何れかをお願い致したい。その何れも選択されないなら、資本主義社会においては、マネーゲーム以上の罪悪である、ということもこの場で申し上げたい。

なんてことを元々言いたかったわけではなく、マネーゲームを良かれと思うわけでもなく、テレビとインターネットの融合なんてお題目に価値を見出しているわけでもないのだ。

ただ、ナントカ味のカントカと、カントカ味のナントカ、という比較をまたまた目の前に突きつけられると、他に選択肢がなく....

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このページは、ueharaが2005年11月 1日 02:26に書いたブログ記事です。

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