前のエントリに書いた、教科書の箱にはいろいろと他のアイテムも入っていて、それなりに往時を懐かしく思い出したのでした。その中に、「自分が少数派になるだろう項目ベスト10」に入りそうなネタがありました。
それは、
スキー場でこけて記憶喪失になったことがある
です。
Boulderで暮らし始めて3ヶ月ほど経った最初のThanksgivingの連休に大学のスキークラブのツアーがあったので参加したのでした。特に知り合いもいなかったので、一人で滑っていた時でした。斜度も殆ど無いところで、特にスピードも出ていなかったのですが、凍っていたところに足を取られるように横倒しになったのでした。メガネが外れたので拾おうとするとフレームが壊れていて、「あれー、そんなに強く打ったのかなぁ」という感じだったんですが、起き上がろうとして愕然としました。
何故自分がここにいるのか思い出せない
のです。
大学に入るためにBoulderに来た、とかそういうことは思い出せるし、一緒に留学している知り合いの名前とかは出てくるんですが、誰とどうやってこのスキー場に着たか、どこに泊まっているのか、というようなことが全然思い出せません。
取りあえず、スキーパトロールの小屋まで滑って下りて、事情を説明したら「誰と来た、どこに泊まってる」とまさに「それが思い出されへんっちゅうねん」という内容を尋ねられ(笑)、ポケットからルームキーを出して「ここに泊まってるんだと思うけど、これがどこにあるのか分からない」なんて、かなり頼りない話をしていました。
その後、ある程度記憶も戻ってきて、ツアーにも合流できたのですが、暮らし始めたばかりのアメリカで自分が何者だか分からなくなりかける、というのは相当に心細い経験でした。
アメフトの試合中,記憶を失ったことはあります。後半始まったところまでは覚えているのですが,気が付いたら残り2分。その間,何がどうなったのか全く覚えていないのですが,周囲は全然気付いていなかったので,普通にプレイしていたのでしょう。
まあ,そんなに珍しい話ではないかもしれません。引退試合だったというのがちょっとミソのような気もしますが。
ラグビーとアメフトやってる人なら全然珍しく無い気がしますね。私もアメリカで生活を始めたばかりで、知り合いが誰もいないツアーに参加して、という状況でなければそれほど印象強く残らなかったかも知れません。
そんなことあったんだっけ?
初耳のような・・・。
メガネを壊したのは1回だけじゃなかったんですね。
そういえば、初めて知り合ったときにフレームを
テープでおさえた変な東洋人に声かけられたと
話していたような・・・。
私はインフルエンザで41度くらいの高熱を2日ほど出した後、記憶を失いました。昔のことは憶えていたのですが、熱を出す前の数年について記憶が非常に曖昧になり、数ヶ月については断片的で、数日についてはほとんど憶えておらず、以来、記憶力が戻りません・・・