首都移転反対

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首都移転反対自体は結構なことなので、どうせやるなら徹底してやって欲しいと思う。

どう徹底して欲しいかと言うと、効率至上主義を徹底して欲しいのだ。細かくはいろいろあるが、東京都区民をもっと積極的に新陳代謝させてはどうかと思う。思い切って乱暴な物言いをすると、「東京に用の無い人は出ていって欲しい」のだ。「相続税が払えなくて出ていかなければならないんです」などという話に同情してはいけない。新たに住宅を購入する価格のほんの2-3割(詳細不明)で住宅を購入できるという異常なまでに有利なオプションを提示されてもなおその権利を行使しないような人に住み続けてもらえるほど、東京は広くは無いのだ。今、都心に住むべき人は、今、東京に付加価値を提供している人であって、おじいさんの代から東京に住みつづけている人ではないのである。懐かしの吉田拓郎のイメージの詩にもあるように
「古い船には新しい水夫が乗り込んで行くだろう
古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう」
なのである。
これを徹底する為には、相続税率を現行の倍に引き上げてもいいんじゃ無いかとまで思ったりしてしまう。そうすれば、人はどういう行動を取るか?東京で死んだら家が税金に取られてしまう、と思えば生きているうちに次の世代の人に売却する、という選択肢を取るのではないだろうか?そうすることで、都心の住宅の流動性が高まるし、1代限りしか住めない土地、という認識により、土地の値段も下がり一般の人でも手が届くようになるかも知れない。少し前に「職住近接」を幕張その他の「新都心」と呼ばれる地域で実現しようとした試みがことごとく失敗し、オフィスが見事に都心回帰している今、東京の住環境について相当にドラスティックな政策が求められているように思うんですが、どうでしょうか?

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コメント(4)

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すみません、文字化けしました。

普通の働き方をする場合、地方に移住する権利を行使できない人が多いのでは。インターネットが働き方を変えていけるとするならば、流動性がたかまりますよね。そのためには、仕事たるものオフィスでフォーマルにやらなければならない的な固定概念的こだわりを変えていかないといけないのでは、と。相続税をあげて、累進課税を撤廃する、というような、「どうせ一度きりの人生」的刹那感を盛り上げるような政策は大歓迎です。

こんにちは。

東京の土地は相続ができずに
一代限りという案は面白いかもしれません。

土地を担保に融資する銀行などは大変かもしれませんが、
流動性は高まるような気がします。

土地の流動性が高まればいろいろ面白いことがおきそうです。

その昔、私の友人は相続税100%を主張していました。曰く、全ての赤ん坊は人生ゲームのごとく、自動車にピンを刺して、銀行からN万ドルもらって同じスタートラインからスタートすべし、と。
私はさすがにそこまで過激なことは申しません(笑)。

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このページは、ueharaが2003年5月 7日 02:17に書いたブログ記事です。

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