2010年3月アーカイブ

先日なんかの本を読んでたら、岸朝子さんが一番好きな味噌汁はジャガイモとタマネギの味噌汁と書いておられた。私も子供の頃から味噌汁はジャガイモとタマネギに限ると思っているので、それを読んで大変嬉しく思ったのだが、私の場合ジャガイモとタマネギの味噌汁に入っているジャガイモとタマネギを等しく愛している訳ではないのである(岸朝子さんがその辺どうなのかは残念ながら書かれていなかった)。ジャガイモには申し訳ないが、ジャガイモはそんなに好きではないのである。ちょっと大げさに言うと「我慢しながら」食べているのである。で、その「我慢」の後にタマネギに遭遇すると「うーん、うまい」と喜び倍増なのである。

それならジャガイモとタマネギの味噌汁ではなく、タマネギの味噌汁にすればいいではないかと言われそうであるがそうではない。ジャガイモがあってこそのタマネギなのであって、ジャガイモが入っていないとタマネギの味も全然引き立たないのである。だからと言って、ジャガイモが大量投入されてしまうと、それはそれは残念なジャガイモとタマネギの味噌汁が出来上がってしまうのである。
ということで、私はタマネギを主役に据えつつも、それとほどよくバランスする分量のジャガイモが控えめに投入されたジャガイモとタマネギの味噌汁が大好きなのである。

で、何で年度末大詰めのこの時期にこんな話を書いているかというと、世の中の苦楽のバランスも私の好むジャガイモとタマネギのバランスのようであって欲しいと切に願う訳であるが、昨今どうにもジャガイモばっかりの味噌汁を飲んでいるような気分になりがちだからである。
来たる年度におかれましては、何卒タマネギ多めでお願いしたいと希望を申し述べつつ、今年度締めのエントリとさせていただきたく思う所存である。
お兄ちゃんが「授業の「じゅ」も漢字で書けんのか」と両親から責められていると妹(3才)が横から「じゅはこうだよ」とそっと紙を差し出した。

そこに書かれていたのはこちら↓


zu.jpg

確かに「じゅ(=ず)」w

どこで覚えたのか不思議ですが、やっぱり人の顔は印象に残るのでしょうかw?

この歳になるまで、図という漢字が人の顔だったとは知りませんでした。
wareta-1.jpg

久々にやってしまいました。
我が家で最も酷使されているグラスと言っても過言でないロブマイヤーの3番ですが、ロブマイヤーのボウル部分って意外と割れないよなぁ、なんて思いながら、いつもよりちょっとだけ力を入れてギュッとやったらものの見事に割れました(笑)。
ロブマイヤーは見た目の繊細さとはうらはらになかなか頑丈で、今日のを除くと1つしか割ったことがありませんでした。その1つは、酔っぱらってテーブルから文字通り「叩き落とした」というくらい激しいものだったので(それでもステムが折れただけでボウルは無事だったという素晴らしさ)、普通に洗っててとか、ちょっとどこかにぶつけて、というのでは割れたことがありません。が、リーデルのソムリエなんかもそうですが、割れた破片の断面の薄さを見ると、良くもこんなものが形を保っている、と感心してしまうレベルです。「頑丈だ」などと高をくくってはいけません(笑)。

折角ですから、割れた断面の美しさでも鑑賞していってください(笑)。

wareta-2.jpg
この写真が一番気に入ってます。

wareta-2b.jpg
断面部分拡大

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グラスの中に落ちた破片の方に焦点が合ってしまってるのが面白い感じ

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