ドリーム号の寝心地を検証してみた件について(復路、プレミアムシート編)

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実家で2泊した後、いよいよプレミアムシートの寝心地を試す日がやってきた訳だが、往路で車内がゆっくり飲める雰囲気ではないことを学習したため、今回は乗車前にアルコール注入を完了すべく画策。画策と言っても、具体的なプランは心も体も大きい身長2m弱氏に100%依存して、私は待ち合わせ場所に行くだけ(笑)。アルコール注入に要した費用も加味すると、「新幹線のグリーン車乗れてたやんけ」という、本末転倒な今回のドリーム号検証企画ではある。

で、身長2m弱氏に何から何までお世話になりまくりながら、発車時刻(23:30)の少し前に乗り場到着。それなりに賑わっているが、週末の八重洲口に比べると週の真ん中だからか、やや人が少ない感じ。2階席をわざわざチェックはしなかったけど、きっと半分くらい空席あったんじゃないのかなぁ、と想像した。

そうこうするうちにバスがやってきたので乗り込んでみたところ、「広い!!!!」。とにかく広い。これまでに乗ったどの飛行機のビジネスクラスよりも広い。思い切り足を伸ばしても前の席には届かないし、隣の席は通路の向こうにしかない。「あ、これやったらアルコール事前注入せんでも自分の席でゆったり飲めたやん」というのは後の祭り(笑)。

シートは横幅もたっぷりあるし、リクライニングも水平までは行かないものの相当深い。これは、爆睡できるかも、という予感たっぷり。が、結論から言うとあまり眠れなかった(涙)。寝心地は言うまでもなく復路の方が良かったのだが、眠りに落ちていた時間の長さだけを比べると往路の方が長かったかも、というくらいで、その最大の要因は「睡眠が足りていた」ということだと思われる。手術の当日こそ朝から夕方まで病院にいたが(それでも朝から夕方まで)、前後の日は数時間程度の見舞い以外には実家でぐうたらして食って寝るだけだったので睡眠が十分だったのである。実家にばあちゃんと二人だけでは暇なので、子供たちを連れて普通に帰省した時よりも睡眠時間は全然長かったのである。そこに、「おお、結構ええやん、この席!!」という高揚感もあって、全然眠たくならなかったのが敗因ではないかと。

主要因は眠りが足りていたことであったとしても、車内の環境にも問題がなかった訳ではない。音と振動に関しては、やはり所詮バスである。特に、重量物である2階が乗っているせいで、高速のつなぎ目を通過する度に「ミシッ、ミシッ」と結構嫌な感じの音と振動があって、気になり出すとこれだけで十分寝付けない理由になりそうなレベルである。この次乗る機会があったら(あるんか?)、絶対に耳栓かノイズキャンセリングヘッドフォンを用意して乗ろうと思った。

というわけで、期待以上の座席に、期待以下の睡眠時間という微妙な結果だった訳だが、このスペースを家族4人で貸し切ったら結構盛り上がるんじゃないかと思った。多少騒いでも1階席は自分たちだけだし、トイレもあるし、とは言っても出発23:30というのはどうよ、ってのがネックではある。
乗車体験の質としてはそれほどでもなかったので、ものすごく良かったからもう一度乗りたいというのではないのだが、あの座席で熟睡できないはずがないので、もう少し睡眠力の高まっている時に是非再挑戦したいと思わせる復路編であった。

が、そんな機会がまたあるとはあまり思えず...

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このページは、ueharaが2010年2月19日 23:17に書いたブログ記事です。

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