「今年は立体映像元年!」らしい件について

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シネマトゥデイによると「今年は立体映像元年!日本でも3D映画ブームが一気に加速の予感!」だそうだ。

3D映画を見るのも良いが、「自分で3D動画を撮ってみたい」ということになると、今のところこの "Minoru 3D Webcam"よりもかんたんなソリューションは世の中にない(露骨な宣伝で申し訳ない)。

自分でもいくつか3D動画を撮ってみたが、3D向きの素材というのが意外と難しい。

当たり前だが「遠近感」というのは相対的なものなので、3Dの御利益をしっかり感じるには、ごちゃごちゃとした絵の方が良いと思う。立派な桜の木の枝振りなんかはいい感じに撮れるんじゃないかと思うが、残念なことにMinoru君は常時絞り開放なので基本的に室内用なのだ。薄暮曇天を選んで撮影に行けばいいようなものだが、そうこうするうちに桜はとっくに終わってしまった。

室内でぐっと来る3D映像と言えば、綾波レイのフィギュアに1cm以下の距離から超接写、なんて言うのを思いついたりするわけだが、WALL-E似のMinoru君は目と目の間がけっこうあるので、被写体との距離が30cm以上ないと立体的に見えないのだ。

一方で「風景」ってくらい遠いと、これまた立体感がいまいちだし、さっきも言ったように屋外には強くないし...ってことで、なかなか被写体の選択が難しいのだ。

そんなこんなの制約を考えると、旅館の配膳風景などというのは割と3Dで見て楽しい素材ではないかと撮ってみたのが以下。
今年の連休にM財閥の所有する下田のホテルにお邪魔した時の朝食風景である。



「私ならもっと素晴らしい3D動画を撮れる」という方は、是非amazonにてお買い上げを(笑)。

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コメント(1)

いやあ,合成な,もとい,豪勢な朝食ですねえ。
今年はぜひ地引網を撮ってください。

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このページは、ueharaが2009年6月12日 11:55に書いたブログ記事です。

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