準決勝進出

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上の子は最近ミニ四駆好きの子と仲が良いらしく、自分もミニ四駆が欲しい、作りたいとしきりにせがんでくる。それ自体は構わないのだが、どうせならいろんな機種を作り散らかすのではなく、少しでも速い車を作るためのチューニングに勤しんでもらいたいと思い、「品川で開催される大会に出るか?」と水を向ければ「出る」という返事なので、出場することに。

ところが、呆れたことに「出る」に続いて「出来れば3位以内に入りたい」と仰る。 「はぁ?東京中からミニ四駆マニアが集まってくるのに、どうやったらあんたのドノーマルの車が3位に入れんねん?」と思うが、言ってもピンとこなさそうなので、休みの日に秋葉原のショップ内にあるサーキットに子供を連れて行く。

何となく想像はしてたけど、オタクの皆さんのミニ四駆速すぎ。あまりの速度差に子供も3位入賞という野望は捨てた模様(笑)。でも、こんどはお父ちゃんが、「入賞とは言わんでも、『参加することに意義がある』っちゅうだけじゃいやじゃ」とそこそこの戦闘力を持つ程度には改造することを決意。まるっきりタミヤの思うつぼ(爆)。

しかも、売り場にはこれでもかと多種多様なパーツが並んでいて、どれもこれも能書きが超魅力的。「このベアリング仕込んだら、速くなりそう」「このローラー付けたら安定しそう」と子供心も大人心もくすぐりまくるパーツ満載で、「うわぁ、どれくらい速くなるんだろう..?」と組み立ててコースを走らせてみたら大差なし(笑)。

ワイン好きの皆様におかれましては経験がおありかと思いますが、「この作り手、この畑、このVintageならどれほど旨いワインだろう...(ワクワク)」と10倍の金額を突っ込んで3割増の味わいを得る、と言うあれと全く同じ構図です(笑)。

そうこうするうちにつぎ込んだパーツのリストは以下

ハイパーダッシュモーターPRO   441円
MSシャーシ 強化リヤダブルローラーステー   462円
ミニ四駆PRO MSシャーシ ゴールドターミナル   294円
ミニ四駆PRO MSシャーシ リヤダブルローラーステー 483円
ミニ四駆PRO FRPワイドプレートセット 252円
ミニ四駆PRO MSシャーシ用ギヤベアリングセット 378円
オフセットトレッドタイヤ・ハード(ホワイト) 252円
19mmアルミベアリングローラー 630円×2=1260円
13mmベアリング 500円
大径ワンウェイホイールWT(オフセットトレッドタイヤ付) 560円
ショートスタビローラーセット 262円
ミニ四駆PRO 軽量センターシャーシ 294円
六角穴ボールベアリング4個セット 525円
合計 5963円

まだまだマニアの方々の改造振りに比べると、ノービスレベルなのに、それでもたった900円ほどのミニ4駆本体が6000円ものパーツ代を飲み込んでしまうという恐ろしいビジネスモデルに見事にはまっているカモ一名(笑)。

どのパーツを組み込めという指示を全部こっちがしている時点で反則な気がしないでもないが、中学生以下のジュニアクラスにエントリするために、工作は全部子供にやらせてようやく完成。

会場に行ってみると、いるいるいるいるというくらいにミニ4駆マニアでごった返している。エントリ100人毎に参加証の色が違って、全部で5色あったので400人以上500人以下エントリした模様。そのうち、ジュニアクラスは1/3から1/4といったところ。

人数が少ないせいで、オープンクラスが5人1組で予選を行うのに対し、ジュニアクラスは3人1組らしく、2次予選に残れる可能性はぐっと高まるが、中学生くらいの大きな子や、「明らかにお父ちゃんが作ったやろ」という超改造マシンとかに囲まれては勝ち残れそうな気はあまりしないし、それはうちの子も同じ思いだったらしく、何となく不安な面持ちで出走を待つ。

ところが、ようやくレースがスタートしてみると、驚いたことにうちの子の車がトップを走っている。途中で一度追い越されるが最終ラップ手前で再度抜き返す。別に操縦という要素もなく、電池を入れて決まったコースを走らせているだけなのに抜きつ抜かれつがあるという予想外の展開にお父ちゃん大興奮(笑)。最後は最終ラップで2位の子の車がコースアウトして、意外にも一次予選通過。

 

まさか、まぐれは二度無いだろうと思って臨んだ二次予選。二次予選は4人で1組。まっさらの電池で参加しなかったのが響いて、一次予選に比べてスピードがた落ち。スタートから他の3台にどんどん置いていかれる。が、周回を重ねるうちに、上位の車が次々とコースアウト。気がついたら他の3台が全部コースアウトしてしまって、なぜか二次予選も通過。一次予選通過時にはガッツポーズだったうちの子も、二次予選通過時には呆れて笑ってしまったという展開。

次の準決勝では、二次予選でもあそこまで減速してしまっていた電池で、ここまで勝ち進んだ強豪に勝てるわけもないだろう、ということで完敗。

新品の電池を入れていればと思わないでもないが、ほとんどラッキーのみで準決勝まで残れたので、これ以上望むのは贅沢と大満足で帰途についた。

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このページは、ueharaが2009年2月18日 15:53に書いたブログ記事です。

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