2009年2月アーカイブ

レックスの犯罪的MBO以来、「レックス傘下の飲食店等には一円も落とさない運動」を絶賛実施中だったわけだが、この買収によりam/pmの利用が解禁になるのはちょっとありがたいと言えよう。

しかし、気になるのは「買収金額145億円ってどうよ？」という点だ。
MBO価格で算出した時価総額は約600億円なので、買収金額のみを聞いた時は「このディールだけで、MBO時価総額の4分の1回収できてしまうんなら、金の亡者西山氏はさぞにんまりしているのではないのか」と頭に血が上りかけた。が、よくよく報道されている内容を読むと、親会社のレックスが第三者割り当て増資を引き受けて55億円を払い込んだ上で、ローソンに対して一株1円で全株式を譲渡するらしい。

ローソンは200億円もの負債を引き受けることになるので(そのうち55億円はレックスから受け取ることになるけど)、レックスから見ても「損切り出来てラッキー」くらいのことはあるかも知れないが、少なくとも彼らがキャッシュを手にしていないどころか、55億円ものキャッシュアウトディールだったということで、ちょっと溜飲を下げた。

このまま、順調に彼らのポートフォリオの価値が毀損していけば、悪事は割に合わない、という社会正義を実現するのも夢じゃないと、引き続き不買運動継続です。

上の子は最近ミニ四駆好きの子と仲が良いらしく、自分もミニ四駆が欲しい、作りたいとしきりにせがんでくる。それ自体は構わないのだが、どうせならいろんな機種を作り散らかすのではなく、少しでも速い車を作るためのチューニングに勤しんでもらいたいと思い、「品川で開催される大会に出るか？」と水を向ければ「出る」という返事なので、出場することに。

ところが、呆れたことに「出る」に続いて「出来れば3位以内に入りたい」と仰る。 「はぁ？東京中からミニ四駆マニアが集まってくるのに、どうやったらあんたのドノーマルの車が3位に入れんねん？」と思うが、言ってもピンとこなさそうなので、休みの日に秋葉原のショップ内にあるサーキットに子供を連れて行く。

何となく想像はしてたけど、オタクの皆さんのミニ四駆速すぎ。あまりの速度差に子供も3位入賞という野望は捨てた模様(笑)。でも、こんどはお父ちゃんが、「入賞とは言わんでも、『参加することに意義がある』っちゅうだけじゃいやじゃ」とそこそこの戦闘力を持つ程度には改造することを決意。まるっきりタミヤの思うつぼ(爆)。

しかも、売り場にはこれでもかと多種多様なパーツが並んでいて、どれもこれも能書きが超魅力的。「このベアリング仕込んだら、速くなりそう」「このローラー付けたら安定しそう」と子供心も大人心もくすぐりまくるパーツ満載で、「うわぁ、どれくらい速くなるんだろう．．？」と組み立ててコースを走らせてみたら大差なし(笑)。

ワイン好きの皆様におかれましては経験がおありかと思いますが、「この作り手、この畑、このVintageならどれほど旨いワインだろう．．．(ワクワク)」と10倍の金額を突っ込んで3割増の味わいを得る、と言うあれと全く同じ構図です(笑)。

そうこうするうちにつぎ込んだパーツのリストは以下

1月は順調でそこそこのエントリ数があったのに、2月に入ったとたんにさっぱりなのは1月末の某氏のワイン会が旨すぎたからだ。相当印象強かったのだが、あんまり美味しすぎた話を書くとjとかtとか言う人の日記と同じで感じ悪いかと思い(笑)、控えているうちに間が空いてしまったのだ。
そうこうするうちに、金曜日の生暖かい春一番以来とうとう花粉が来てしまいましたねぇ．．．(悲)、とそれだけのエントリ。