読書感想文

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昨日は上の子が読書感想文で文字通り七転八倒していた。

昔の自分をそのまま見るようで実にいたたまれない。私も夏休みの宿題の中では読書感想文がダントツで大嫌いだったのだ。「書かれへん、書かれへん」と周囲のもの全てに当り散らし、畳の上をのた打ち回り、お母ちゃんからは「あんたのは感想文やのうてあらすじや」と言われながらも、あらすじの最後に「○○ちゃんはかわいそうだと思いました」と取って付けただけの情け無い「感想文」を毎年提出していたのだ。
いくら感想文が大嫌いで下手くそでも、最初からそのレベルと割り切れば、あんなに一日中のた打ち回らなくても、書けたんじゃないかと思う。ところが、今年は頑張ってもうちょっとまともな感想文にしようという気持ちが中途半端にあって、でも、原稿用紙を前にすると感想らしきものは一言たりとも浮かんでこず、過ぎていった時間と白いままの原稿用紙にイライラし始め、そのことをお母ちゃんに指摘されてはさらにイライラが募り、「書いたらええんやろ書いたら!!」とムキになってようやくできるのが「あらすじ+一行感想」だったのだ。

という私の子なので、「ほぉ、良く書けてるねぇ」なんていう感想文を期待するなどという大それた気持ちは無かったのだ。で、去年までは内容不問で書き終わりさえすれば「良く書けた!」と褒めていたわけだが、さすがに3年生だし、もうちょっと頑張って書いてみたらどうかなと思ってしまったのが大はまりの元。さらに悪いことに、奥さんが「感想文書き終わったら『ぽにょ』見に行こう」なんて言ってたものだから、それでなくてもイライラする「何も書けないままに過ぎていく時間」をよりストレスフルなものにしてしまったようだ。

私としては噛んで含めるように感想を引き出すための問いかけをしていたつもりなんだが、なかなか功を奏さず、親子共々とっても疲れた昨日曜日であった。

で、結局昨日一日掛かっても感想文は書けず、今日も書いているはずなんだが、どうなっていることやら....

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コメント(1)

うちは今年「読書感想文の書き方」みたいな本を買いましたよ,下の子用に。
型どおりといえば型どおりなんだけど,やっぱり基本の型を身に付けることは大事なので,なかなかよいです。ストレスも少ないし。
1~2年生向きと書いてありましたが,実際には上の子もそれを見ながら書いてました。いつもよりちょっとできがよかったのはそのせいかどうか分かりませんが。
つうわけでもし終わっていないなら今からでもお勧め。

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このページは、ueharaが2008年8月25日 21:28に書いたブログ記事です。

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