帰省中に飲んだワイン

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実家に持って帰って飲んだのは以下の三本。

Kosta Browne Pinot Noir Sonoma Coast 06
Diatom Chardonnay Huber 05
Muddy Water Pinot Noir Mojo 04

うちにあるカリピノで一番不憫な扱いを受けているのがこのKosta Browneだ(その次くらいがSeasmokeだ)。不憫な扱いと言っても、どのワインもただ置いてあるだけなので、物理的な扱い自体に違いがある訳ではない。世間の高評価の割には抜栓する時の気分が敗戦処理っぽいのがなんというか申し訳ない感じなのだ。で、そんな気分で抜栓して、実際に敗戦気分で飲み終えたことは無く、「これはそんな気分で飲むのは失礼なくらい美味しいよなぁ」と感心して終わるのだが、だからと言って次飲む時に「今日はこっちにしようかなぁ、あっちにしようかなぁ」とわくわくしながら手に取ってもらえるグループに入れてもらえる訳ではなく、やはり「そこまでいいのを開ける気分じゃないから、今日はこっちにしておこう」グループに分類され続けている感じが実に不憫なのだ。
で、この日も、「十分美味しいのに、何でいつもこんな気分で抜栓してるんだろう」と思いながら飲み終えたのであった。

次のDiatomは心底驚いた。リリース直後も割と良くできているとは思っていたが、物凄く美味しく進化していて本当に驚いた。Diatomに関してはこのエントリでも書いたように、どっちかというとClos Pepeの方が好みで、Huberは各要素の強さがtoo muchに思えていたのだ。グラスに注いで見るとちょっと濃すぎるくらいのゴールドで、酸化が少しばかり早く進みすぎた白ワインにありがちな色に見えなくも無い感じであった。なので、飲み頃を後ろに外してしまったかと思いつつ恐る恐る口を付けると「ウマー!!!」。さすがGreg先生。旨すぎます(合掌)。

最後は外しようの無い押さえの切り札Mojo。当然のように期待に違わぬ味わい(短すぎるコメントですまん)。

というわけで、超局所的界隈における20世紀最大の発見はBC、21世紀最大の発見はMWということでよろしく。

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このページは、ueharaが2008年8月19日 20:44に書いたブログ記事です。

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