2007年10月アーカイブ

味はこの間の本店と千石自慢ラーメンと足して2で割った感じ。野菜が少なめだったので楽勝と勘違いしてしまったが、麺の埋蔵量は無尽蔵、7割くらい食べたところから今日もギブアップの危機が何度も訪れた。

が、問題なのは食べた後だ。Andyさんの忠告通り午後に全くアポの無い日を選んだものの、後30分ほどで大事な会食が始まると言う時間になっても、全く腹が減らないどころか食べ物など見たく無いほど苦しいということだ。

晩飯のアポがある日は何時間前であっても今後二郎には行きません。

というか、状況にかかわらず今後二度と行きません(と、今は思っています)。

こんな日に二郎に行ってしまったのは、昨日会社に泊まってストレスがえらくたまっていたからだが、おかげでさらにストレスをためる最悪の結果だ(涙)。

少し前のエントリで触れた午後の紅茶「ダージリンスパークリング」がOKスーパーに復活を遂げたので、結構リピートしているし、「茶葉2倍ミルクティー」も発売時から時々飲んでいる。

飲みつつ思うわけだが、「午後の紅茶」が段々美味しさを増しているようなのだ。

何でかなと考えると、理由は砂糖の甘さにあるような気がする。

ちゃんと記録をとっているわけではないが、「茶葉2倍ミルクティー」が発売された当時の甘味は果糖ブドウ糖液糖が主で砂糖が従(か、ひょっとしたら全く入ってなかった)のだが、この夏手に取った「ダージリンスパークリング」は砂糖が主で果糖ブドウ糖液糖が従になっていた。

「やっぱり砂糖の甘味はいいよなぁ」と思っていたら、今店頭に並んでいる商品は「ダージリンスパークリング」も「茶葉2倍ミルクティー」も甘味は砂糖のみになっている。

「茶葉2倍ミルクティー」は発売当初から茶葉もミルクも濃い感じは評価できたのだが、甘味がえぐい気がして、リピート頻度がある程度以上に上がりにくかったのだ。

が、最近のバージョンは随分美味しくなって、OKスーパーのお財布にやさしい価格と相まってリピート頻度が相当に向上している。

ディアボロジンジャーもそうだったように、ビールではパッとしないキリンだがソフトドリンクはなかなかにイケていると言えよう。

既に1週間くらい前の話になってしまうが、これには一応触れておかねばということで..

我らが(?)コロラド・ロッキーズがシーズン終盤からNLCS4戦目までの22試合を21勝1敗というとてつもないペースで勝ち続け、とうとうワールドシリーズに進出してしまった。

「我らが」とは言っても、去年までは日本人選手がいなかったので、殆ど中継も無かったし、ゴジラ松井やイチローの成績は知っててもロッキーズの順位は把握してなかったのだが、「え、意外とがんばってるやん」と気付いてからはあれよあれよ、という感じだった。

インディアンズ3勝1敗になった時は、「ワールドシリーズもいただき」と思っていたが、レッドソックスがいい感じの逆転で勝ちあがってきたので、ちょっと危うしかも。

一番印象的だったのはNLCSの2戦目が終わって、「さあホームに戻ってあと2勝だ」という日にインタビューを受けた松井稼頭央が「とにかく早く明後日になって欲しい。早く次の試合がしたい」と答えていたことだ。いかにも勝っているチームのmomentumを感じさせる答えだなと。

独身だったらきっとDenverに飛んで行ってると思うが、仕方が無いのでテレビで見ることとしよう(寂)。

jiro.jpg
一部慶応大学生の聖地、二郎についに行ってきた。

二郎の名前くらいはずっと前から聞いたことがあったわけだが、10年ほど前に私が始めて遭遇したジロリアン氏は「わざわざ行く必要ないですよ、別に美味しいものでもないし....でも私は時々無性に行きたくなるんですが」と自嘲気味に語っていたものだ。

で、行列もあるわけだし、美味くも無いらしいし、ということで、気にならないことも無いが、行きたいというほどではない、と放置され続けていたわけだ。

ところが、昨年知り合った別のジロリアン(ジロリアン2号)氏は「絶対行くべきですよ」と何度も力説するのだ。まあ、そこまで言うなら、と、機会を窺うでもなく窺っていた9月某日、三田に聳え立つ某社本社ビルに午後3時というおあつらえ向きのアポがあり、この日を逃したら一生行けないのでは?という気合と共に午後1時半頃二郎着。

行列は10人も無いくらいか?まあ、20分も待てば入れるでしょうということで、ハリーポッターを読みつつ時間を潰す。

やがて順番が来て、噂に聞く「ニンニク入れますか?」の質問が私に投げかけられた。確か上級者はここで、「何とかかんとか」と答えるんだったな、とどこかのサイトで聞きかじった情報を思い出しかけるも、詳細不明につき初心者らしく「ハイ」と返事。その後、入れられたニンニクの量にちょっと後悔(分かりにくいが写真右上の方にみじん切りニンニクがごっちゃり)。

取りあえず食べ始めるわけだが、熱いのとてんこ盛りでこぼれそうなのとで非常に食べにくい。味は微妙。美味いってほど美味くないし、まずいってほどまずくないし..いずれにせよ、独特感は相当にある。どこかのラーメンに似ている、とか、醤油ラーメンだとかとんこつラーメンだとかいったカテゴリーにピタッとはまったり、とかいう味で無いことは確かだ。ジロリアン2号氏も言っていたように、これは「ラーメンではなく、二郎という食べ物」なのかも知れない。

と、今無理に思い出して味の話をしているが、食べている最中に味のことなど殆ど気にしていなかった(いられなかった)。

とにかく一番大事なのは、「今この空間にいる」ということであり、次に大事なのは、「目の前に(超てんこ盛りの)丼がある」ということだったのだ。それは即ち、私はスタート地点に立っており、私の前には42.195kmがある、ということなのだ。

だとすれば、一歩一歩孤独な戦いを続けるしかないではないか。

が、戦いは容易なものではなかった。熱い(暑い)、食べにくい、減らない、の三重苦が私を襲うのだ。一体、私にランナーズハイは訪れるのかと訝りつつも、一箸一箸少なくともゴールに近づいているはずだと言い聞かせつつ前進し続けるしかないのだ。その日は、涼しくは無いまでも随分暑さは和らいでいたのだが、少し食べた頃から汗が額から顎からポタポタと滴ってきた。背中を汗が流れるのが分かる。一体どこが折り返し地点かも全く分からない状況の中、「これは絶対完食できない」との予感が確信に変わりそうになるのを何とか振り払う。

「もうダメだ」と何度目かに思った時、「少なくとも半分は食べた」とようやく実感できる程度に麺が減っているのが分かった。その時から、殆どゼロを指していた「ひょっとしたら完食できるかも」ゲージの針が少しずつ振れ始めた。そこからは一気呵成に、何てことは全然無く、重い箸を引きずるように、一口一口何とか食べ続けるのみであった。「残り三口、二口、一口、ゴール!!」という訳で、最後まで苦しみながらも何とか(麺だけ)完食することが出来た。

完食は出来たものの、いかんせん苦しい。しかし、外は依然行列なので、腹がこなれるまで休んでいるというわけにも行かない。で、「ごちそうさま」と言い残して立ち上がるわけだが、某社までの道のりの苦しく遠いこと。取りあえず、喉が渇くので、何か飲もうとコンビニに入ってお茶を買うものの、お茶を飲むとますます満腹感が増すという実に苦しい状況。さらに、受付のお姉さんに自分の名前を告げようとした途端、あまりのニンニク臭に自分でも呆れるほどだ。

大して暑くも無い日に汗をダラダラ流すニンニク臭いリュックサックの中年男に対しても、「○○宛でございますね。お待ち致しておりました」と笑顔で答える受付嬢。二郎のラーメンよりこちらのプロ意識に感動した(笑)。

上の子が時々「おっぱっぴー」と妙な言葉を発していたのには気付いていたが、それが芸人のネタだとは気付いていなかった。「そんなの関係ねぇ」という言葉も良く耳にしていたが、それが「おっぱっぴー」と一連のネタだとも良く分かっていなかった。

が、『世界一受けたい授業』の特番で本物を見てようやく「ああ、このネタのことだったのか」と見事に腑に落ちた翌日、下の子(1才)が足を上げながら「おっぱっぴー」と言うのを聞いてびっくりした。奥さんとバカ受けしつつ、もう一度やってとせがむと、受けたのがうれしかったのか続けて何度かやってくれた。

完全版では足を上げながら「おっぱっぴー」(手は上げたり上げなかったり)と言う前に、2-3度足を大きく踏み鳴らす(但し無言)というアクションまで付いているようだ(笑)。

奥さんも私と同じ番組で知るまで、本物を見たことが無かったようだし、上の子も「うちのテレビであんまり見たこと無いけど、学校で友達がいつもやっているから」とのことだった。なので、下の子は間違いなく、上の子からの又コピーのはずだ。

オリジナルを見たことが無い人の第二世代にまでコピーされているとは、久々に強力な伝播力を持つネタであることよ。

先日のエントリでDSソフトの最弱モードにも歯が立たないという話をしたわけだが、同じく歯が立たなかった息子になら勝てるかと思って、息子が買ってきた紙製の9路盤で対局してみた。

が、結果は2連敗。特に一局目はこちらの陣地がマイナスになるくらいのボロ負けだった(笑)。

DSに負けてる息子にここまで激しく負ける私では、6路盤で強さがサチっているか否かの判断が出来るレベルに達していないということが激しく理解できてしまった。

今読んでいる文庫本を読み終わり次第、通勤中はDSでの囲碁トレにいそしむこととしたい。

PS と、書いて思い出したが、先日酔った勢いで某氏と同じ紙製盤で対局して私が勝っていたのだった。でもあの試合はものすごく明らかに私が劣勢であった時に、某氏が優しさゆえにちょっと手加減した手を打ったところ、手加減どころではない悪手であったために、地すべり的に私が勝ってしまった、というものだったので、無かったこととしたい。

http://www.lighting.philips.com/microsite/living_colors/

その時々の気分に合わせて部屋を染める照明器具らしい。
3色のLEDを使って1600万色が表現できるとか。
値段も2万そこそこ。
かなり欲しいかも....

aubert.jpg
第五弾はこれだ!

Aubert Chardonnay Ritchie Vineyard 2004。
(写真は2005年ですが、美味しそうに撮れたもので...)

AubertのRitchieにはリリース直後に旨いシャルドネ世界一の称号を授与したい。
以上。

というのは、さすがになんなんで、もう少し書くと、まずはフレッシュでピュアな果実がたっぷりある。でもまあ、リリース直後なので当たり前と言えば当たり前だ。芯のところは「カリフォルニアでっせ」なこってり感もある。これも、それなりに気合の入った、それなりの値段でもあるカリフォルニアのシャルドネなら当たり前だ。これだけなら、「ワイン会で本数飲んでも印象に残りやすいタイプね」くらいのものだ。下手をすると、その後に続くのは「でも、一本飲むと飲み飽きるタイプ」なんていう辛らつなコメントだったりするわけだが、Aubertは違うのだ。「一口目の余韻をアテに二口目を飲んでしまい、気が付いたら無くなってるタイプ」なのだ。「気が付いたら無くなってるタイプ」は大げさとしても、ワイン会で某氏に教えてもらって大いに気に入ったワインだが、一人で一本飲んでますます好きになったのは本当だ。

で、このありがちな要素をありがちで無いレベルにまとめているのは..と勿体付けた種明かしがこれまたありがちで大変恐縮なのだが、酸の美味しさだ。酸の美味しさにもいろいろあるが、Aubertの美点は「重層的」なところだ。柑橘系からまろやかな乳酸系までが折々に多彩な表情を見せるところが、「一杯目だけ旨い」ワインと一線も二線も画しているのだ。

と、書いてて思い出したのが、アルファロメオのヌヴォラ・ブルーというボディーカラーだ。関越の渋滞で隣に並んだその車の塗色の美しさに一目惚れして危うくアルファロメオを買いそうになったのだった。単に美しい色、というのではなくて、見る角度により微妙に表情を変える様が何とも魅力的だったのだ(が、中身が気に入らずで買わずじまい^^;)。

閑話休題。Ritchieにはリリース直後旨い大賞を差し上げるわけだが、これがLaurenになると、どの要素もRitchieよりも強く、屹立感もあって、「ああ、もう少し寝かせてから開ければ良かった」となるのだ。だからと言って、Ritchieがやわなわけではもちろん無い。先日も、たまたま一週間ほどかけてちびちびとRitchieを飲む機会があったが、最後まで瑞々しく、端正さを失わず、美味しいワインであり続けた。10年後の味わいにも大いに期待が持てるリリース直後旨い大賞であったことよ...

囲碁を始めてみようか...と思ったことはこれまでにも何度かあったものの、いずれも見送ってきたわけだが、子供が小学生向けの囲碁教室とかに時折行くようになったので、対戦相手に名乗りを上げるべく、近所の図書館で子供向けの入門書を借りてきて一通り読んでみた。

次にDS用の囲碁ソフトを買ってきて、一番弱い入門モードで、かつ、一番小さい6路盤でDS相手に対局してみるが、これが全く歯が立たない。6路盤ということは盤面を100%制圧されても36目の負けではないかと思うのだが、それ以上の大差で負ける。「まった」とか「3手前に戻る」とかを使いまくって一度だけ勝った(と言えるのか??)が、それ以外は全敗である。
自称25級のうちの子供にやらせたところ、「こいつはバカだ」とか「楽勝」とか嘯きつつ、見事に惨敗していた。

あとどれくらい修行したら、入門モードと互角になるのでしょう?>DSの中の人

負け惜しみ的にふと思ったのだが、実は6路盤ではなくもっと大きな盤面でやった方が勝ちやすいのではないかと。というのも、この銀製囲碁とやらは「世界コンピュータ囲碁大会4年連続優勝!正真正銘、世界最強の囲碁ソフト」ということらしい。でまあ、そのソフトの「入門モード」を作るのに、わざわざ弱いソフトを書き下ろすはずも無く、また、コンピュータに悪手を打たせるアルゴリズムを作るのもそれはそれで難しそうなので、モードの違いは何手まで読むかというパラメータを変えてるくらいのことではないかと思ったりするのだ。だとすると、6路盤のような狭い盤面だと入門モードも最強モードもあまり変わらなかったりするんではないかと思ったり....

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