雪の日に季節外れも甚だしいが、夏休みの写真である。
去年の夏休みに撮ったものだが、その1年前から比べると長足の進歩である。2004年に行った時は、文字通り朝から晩までプールに入っていて、食事とか買い物とかに出かけようと説得するのに一苦労だったのだ。だから、ある程度自由に泳いだり潜ったりができるようになった2005年は一層プール三昧の日々となることを予想して、プール設備最重視でホテルを選んだのだ。
が、今年は1時間かそこら泳ぐと、「疲れた」とか「寒い」とか言い出すのだ。「はぁ?」去年はくちびる紫色にしつつ「もっと泳ぐ」と言ってたではないか。あの時の方が100万倍寒かったではないか。たくさんあるプールで一日中過ごしてもらえると思っていた当てが外れると、ホテルもあちこち粗が見え始める。なんか、馬鹿でかいばかりで張りぼてくさいし、これまた子供に受けると思った電車及び船でのホテル内の移動も待ち時間が多くて煩わしい。それに比べると去年(2004年)のホテルは着いた瞬間からWelcomeの空気が満ち満ちてたよなぁ、なんて思えてくるし...極め付けは最終日Keauhouにシュノーケルに行った時だ。駐車場に車を停めて「さあ、行こう」という段になって、「車で待ってるから、行ってきて」などと言い出したのだ。その時はすごすごと一人で行きましたとも(寂)。
というわけで、「上達したからといって、ますますのめり込んでくれるとは限らないのね」というやや「とほほ」な夏休みを過ごしたおじさんとしては、浅田真央は今年オリンピックに行かんといかんかったのになぁ、と思わずにはいられないのであった。
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