十五夜で天気も良いので、庭から月を見上げる。
せっかくなので、双眼鏡も動員して、久々にじっくり月を見る。
子供にも双眼鏡を渡すが重くてふらふらして、なかなか上手く見られないらしい。
「肘を固定できるところを見つけて...」と要領を伝授しようとするが、「揺れるのは肘じゃなくて手なんだけど..」と納得いかなげに変な理屈をつけてくる。
「何でもええから、ここに肘を乗せてみろ..」とトライさせることしばし、ようやく視界に月を捉えたらしく、隣近所に丸聞こえの大声で..
「うわぁ」
「うさぎがいた!!」
「いや、うさぎを探すなら肉眼のほうがいいと思うぞ」とは思ったものの、せっかく見た気になっているのを邪魔するのも何なので、そのままにしておいた。
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