タクシーに乗るなり運転手さんから「まだ乗り始めて間が無いもので..」といったことを言われるのはままあることだが、さすがに乗車2日目、というのは昨日が初めてかもしれない。しかも、生まれも育ちも東京じゃないらしく、「東京に来て二ヶ月」とのこと。それじゃあ、道なんか分かる訳無いよなぁ、と思いながら京成の日暮里駅までお願いする。
うちから、日暮里駅まで行く場合、言問通りから鶯谷に出る方法と、不忍通りから西日暮里に出る方法があるが、どちらもかなり遠回りである。谷中のややこしい路地裏を抜ければ近道が出来るが、果たして乗車2日目の運転手にお願いしていいものか..と思いつつも車にナビがついていたので、裏道にトライ!
....が、歩行者専用道路に阻まれ、一方通行に阻まれ、「この先行き止まり」に阻まれ、見慣れないナビに阻まれ...結局散々時間をロスした挙句に西日暮里回りのルートへ(泣笑)。
しかし、土曜日が乗車2日目ということは20日の金曜日が初乗車ですか?20日に初乗車をさせるとは、タクシー会社の嫌がらせか...
私はかなり時間に余裕を持って家を出たこともあり、笑いながら新米運転手さんに付き合ってあげましたが、月末で週末の五十日ならカリカリした客がいっぱい乗ってきそうと思い、聞いてみたところ..「泣いてそのまま帰ろうかと思いました」とのこと。
降車時に2500円の料金を2000円でいいと言ってくれたけど、どの客にもそんなことしてたら悲惨なことになりそうだったので、カンパのつもりでメーター通り払いました。
がんばれ!
しかし、乗車2日目と聞いたところで行き先を東京駅に変更して成田エキスプレスに乗っていれば、ずっと早かったかも(後祭)。
PS その後、SFOについて借りたレンタカーが、オイルランプ点きっぱなしで交換となり、ベイブリッジを渡ろうとしたら、自分の一台前まで通したところでゲートが閉鎖になり、何かと車にはツイていない今回の出張です。
わたしも最近、東京に来て間もない運転手さんの
タクシーに乗りました。「いちこく(国道1号)」
「田町駅」を知らないのには驚きましたが、赤信号
無視の技をもっている人で、予定時間よりも相当早く
着くことが出来ました。相当恐怖でしたが。
地元では信号は守らなくてもよかったそうです。
どこの出身だかは聞き忘れました。
わたし、10年位前に、御茶ノ水でタクシーに乗って
「丸の内お願いします」
といったら、
「すみません、わかりません」
といわれたことあります。
「東京駅と皇居の間です」
といったところ、
「すみません、東京駅も皇居もどこにあるかわかりません」
と言われました。ははは・・・
深夜帰宅のタクシーを拾うときには、車体前方側面に書いてある地名がそのタクシーのホームタウンなので、例えば、東京駅界隈で、千葉や埼玉の地名が書かれたタクシーで、東京西部(都下とか)や神奈川県に帰ろうとすると、地理に明るくない可能性が高いです。これはカーナビや地方ご出身の運転手さんなどとは違う昔からの定説とのことです。