中内さん

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ダイエー中内氏、個人資産売却へ

このニュースに接して思い出したのが、阿佐田哲也先生の至言だ。
確か、「ギャンブルにおいて勝者と敗者を分けるのは手筋や定石などではなく、勝っている時にやめられるか否かの判断力のみである」というような内容であった。

その一点のみで過去の功績を否定する気は全く無いが、この人も堤さんも「ズルズルと続けちゃったのね」という印象である。
90年代の半ば頃にダイエーの新入社員に自分のことを「CEO」と呼ばせながら、店舗内を案内しつつ教訓を垂れる、という場面をテレビで見たことがあって、その際に滑舌が悪くてとても聞き取りづらかったことのみが印象に残っている。「本当にこんなんでCEOなんて最前線の切った張ったが出来るんかいな」と他人事ながら心配になったものである。やっぱりちょっとやり過ぎちゃったのね...

PS 昨日このニュースを聞いた時にはすっかり忘れていたが、今朝になって中内さんが高校の同窓であったことを思い出した。担任が「中内さんは同窓会に全然寄付をしてくれない」とぼやいていたのもついでに思い出した(笑)。

PPS ↑の阿佐田哲也の言葉はAクラス麻雀の中のものだと思い込んでいた。が、ネットで検索してみたら、絶版だとばかり思っていたAクラス麻雀が文庫化されていると知って(しかも15年前に文庫化されて、28刷もされていた)、早速買ってきてパラパラと探したがどこにも↑の言葉は見当たりません。ひょっとしたら阿佐田哲也ではなかったかも...

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このページは、ueharaが2004年12月21日 15:39に書いたブログ記事です。

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