オープンウォーター

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しつこく「少数派ネタ」だが(そのうちまとめます^^;)、「ダイビングの『オープンウォーター』のライセンスを直径20m程の『井戸』で取得した」というのがあります。しかも、『井戸』は海抜1400mの高地にある、というオマケ付き。

私も、Boulderにある大学のプールでScuba Divingの講習を受け始めたものの、オープンウォーターなんてどこにあるんだろうと気にはなっていたのです。東海岸よりは明らかに西海岸に近いですが、それでもSan Franciscoまでドライブすれば2000kmくらいはあります。どうするんだろうと思っていたら、講師が「もっと近くにオープンウォーターはあるから」と言っていたのが、その『井戸』なのです。近いとは言っても600km以上あるのだが、公共交通機関などあるはずも無く、いきなり「現地集合」である。そりゃ、車持って無い人なんていないわけだが...
デンバーより南にいったのはこの時が初めてだったのですが、あんなに車のいないフリーウェイを走ったことがありません。生まれて初めて「クルーズコントロールが欲しい」と切実に思いました。加減速が全く不要な環境でアクセルの上に足を置き続けるのは結構苦痛です。月の暗い部分も良く見ると結構光っている、というのもその時の発見です。
で、ようやく着いたのが、ニューメキシコはサンタローザにあるブルーホール、という『井戸』です。『井戸』であっても、水の流れがある程度以上あればオープンウォーターとして認められるらしいです。ブルーホールの場合には毎秒3000ガロンの流量があるとか。でも、別に水に入っても流れを感じたりはしません。川のように水平方向に流れているわけじゃないので、もし流れを感じるようなことがあれば、それはとっても危険で、とてもこれからライセンスを取ろうという人が潜るような場所で無いのは明白ですが(笑)、そんなことも無く、とても平穏なダイビングでした。

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コメント(4)

ああ、そうだった!私もそれに近い体験しました。と言っても井戸ではありませんでしたがね。私はコロラドの一つ西の州に住んでいた時、真冬にライセンスを取得したのですが、Open Waterは砂漠の真ん中にある直径30m位の池でした。駐車場(といってもただの広場でしたが)から300メートル位歩かねばならず、ギアを担いでの往復は大変でした。

その池がちょっと面白くて、実は温泉が下から湧いていたんです。水はだいぶ濁っていて、突然鱒なんか目の前にヒュっと現れて、ギョっとしたもんです。潜れば潜るほど水温が上昇して何だか良い気分になったのを覚えています。ああ、懐かしい。

これは、結構少数派だと思ったのに、直接の知り合いから「私も」と言われるとちょっとへこみます(笑)。
まあ、この企画を考え出した人は、こういうのを期待しているのかしら?

いや、きっとこのような物好きは稀少ですよ。(笑)

潜りで思い出しましたが、「海猿」って映画ですが、「トップガン」や「愛と青春の旅立ち」を観たことがない若い世代に、昔の名作を観るように勧めるために作られたのでしょうか。

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このページは、ueharaが2004年11月24日 04:43に書いたブログ記事です。

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