トンカツにソース(再検証編)

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先週は、5年越しの懸案であった麺屋武蔵の再検証を果たしたわけだが、再検証といえば、トンカツにソース問題の再検証も行っていたのを思い出した。
再検証を行ったのは、実は1ヶ月以上も前。場所はコレド日本橋の「平田牧場」。食べたのは桃園豚の厚切りロースかつ。
オーダーすると、漬物と塩が出てくるが、この塩が旨い。料理が出てくるのを待つ間に思わずちょろちょろと舐めてしまう、後引く旨さである。

早くメインに出てきてもらわないと、塩分取り過ぎになっちゃうよぉー...と、待つことしばし、トンカツ様の登場である。当然のように、まずは塩をつけて食べる。旨い!肉が旨い。塩が旨い。で、塩を付けた肉が旨くないはずも無い。
でもねぇ..トンカツソースも実に美味しそうで、この誘惑も断ち切れないのよ。結局、ソース2種類と塩で、きっちり3分の1ずつローテーションして食べました。
というわけで、塩で食うトンカツの旨さには開眼しましたが、「ソースをつけるなんて..」という境地はまだまだ遠いようです。

<後日談>
その後、平田牧場を再訪し、前回隣の客が食べていて美味しそうだった「ロースカツカレー」を注文しました。最初の2切れほどはカレーをかけてしまうのがもったいなくて、わざわざ塩を持ってきてもらって、塩で食べました。という程度には、レベルが上がってきていますが(何のレベルだ^^;?)、やはりカレーをかけたカツも捨て難いです。

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コメント(6)

なるほど

しかし、カツカレーは、私にとっては空腹を満たす高カロリー食品であり、各種香辛料によりトンカツの味は曖昧になってしまって構わないものであります。

一方、1000円程度のトンカツは、時々食べる昼食であり、キャベツと味噌汁をおかわりして、午後の活力を得るためのエネルギー補給であって、カツカレーと類似の立場であり、ソースでも構いません。

これが1200円以上のトンカツでは、これはもう、ごく稀にありつけるご馳走でありまして、できれば塩で肉の旨みをかみしめつつ、時には、カツのみ口に入れてご飯は口に運ばずに味わうものであります。

カツカレーは、立ち食いカレーや駅食堂のメニューであって、トンカツ屋で頼むなど論外であると思っていました。

今回食べたカツカレーは生涯最高値ではないかと思います(笑)。1400円もしました。不味いカツに塩を振ったものは不味いですが、カレーをかけるとそこそこ食えるので、そう言いたくなる気持ちも分かります。が、不味いカツにカレーをかけたカツカレーよりも、美味しいカツにカレーをかけたカツカレーの方が確実に美味しいのです。そして私はカツカレーが好きなのです。まあ、そこまで肉自身の味にこだわるのであれば、そもそもトンカツがベストな調理法かという話になりますし、仮に衣を付けて油で揚げるという調理法がベストであるにしても、とことん肉自身の味にこだわるのであれば、少なくとも衣は外して食べた方がいいと思います。まあ、いずれにせよ50歩100歩の話なので、どこまでが身だしなみでどこからが厚化粧か、というような結論の出ない話ではないかと...

参りました。ベストの調理法かどうかは私には判りません。

ただ、上野にはトンテキ屋もあり、焼肉屋でも豚肉が広まっていますが、トンカツ屋の数の比ではありません(少ないと思います)。

すると、手軽に(比較的多くの場所で)昼食メニューとして利用できる中では、トンカツが大ご馳走なのであります。そして、私は生姜焼きや味噌焼きもとても好きです。

衣を外して食べたこともありますが、肉+衣+塩の方が、私のダメな味覚には美味に感じました。スイカやぜんざいに塩をかけたりするようなものかも知れません。

降参です。

とんかつというのは肉の味を生かす立派な料理だと思いますよ。
もし衣が邪魔だというのなら,高級天ぷら店で衣はずして食べてみますか(僕は怖くてできません)。
ちなみに僕もカツカレー好きです。カツ丼も大好きです。
これらはトンカツとは別の料理であり,どちらかというと薄いカツが合うような気がします。

衣が邪魔だとか衣が無い方が美味しいと言っているのではなくて、「肉自身の味」というテーマを極めるのであれば、外すべきと思っただけです。分かりにくくてすみません。

それよりも、カツカレーに関して密かな自慢があります。それは「カツカレーを作って食べたことがある」ということです。「そんなもん誰だってするわい」とお考えのあなた。私の言う「カツカレーを作って食べたことがある」というのは残り物のカレーがある日にカツを揚げた、とか、カレーを作った日に総菜屋でカツを買ってきた、とかではなく、純粋にカレーとトンカツを同時進行的に自作して、カツカレーとしてアウフヘーベンさせるということなのである。それぞれ立派に食卓の主役を張れる料理を2つ同時進行させる手間をかけて、その手間をカツカレーに縮退させるということなのである(しかも、一人暮らしで)。普通やらないような気がして、妙な達成感を感じたものですが(当時)、普通かしら?

私は一人暮らししていたときには主に週末に料理して冷蔵していましたので、
 カレーと肉じゃが
 ハンバーグと餃子
など材料が似ているものを同時期に作ることにしておりました。

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このページは、ueharaが2004年9月15日 12:52に書いたブログ記事です。

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