トンカツにソース

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食べ物系疑問第2段――トンカツにソース

長くなりそうなので、トラックバックとしてみましたが、結論から言うとトンカツにソースはOKです。
もともと、そういう物と思っている、だから、そういうソースベタベタ味が食べたい時にトンカツ屋に行きたくなる、というので多少バイアスはかかっているとは思います。もちろんトンカツソースの味はめちゃ濃いので表面的にはその味が圧倒的に勝りますが、肉自体の旨みが分からなくなる、というものではないと思います。味噌汁なんて、ほとんど味噌の味ですが、ちゃんとだしを取っているものとそうでないものの違いが明らかなのと同じで、だぼだぼソースで食べても旨いカツは旨く、不味いカツはそれなりです。
もちろん、豚肉自体の旨みをメインに味わいたいということなら、トンカツソースは不適切かもしれませんが、それでもソースをだぼだぼと掛けるのは、トンカツ自体が元々持つ「おかず能力」の低さとそれに相反する「御飯お代わり自由」のシステムによるところも大きいです。お代わり自由といわれて一度もお代わりしないようでは男がすたる。しかし、生姜焼きなら御飯3杯は楽勝な私でも、カツではいまいちご飯が進まない。かくなる上はだぼだぼソースにて御飯大量消費を図るしかない。という、トンカツ屋の思う壺に見事にはまる私がいる訳です。まあ、これはいまいちアンチソース派に対する反論になっていないように思いますが(笑)。
でも、仮に御飯お代わり自由の件を無かったことにして、ビールの友としてトンカツを食しているシチュエーションでもやはりソースだぼだぼを支持したい。そのときのココロは、トルティヤチップスにサルサソースを(大阪の串カツ屋では禁じ手の)2度付け3度付けをする心境に近いとご想像いただきたい。
こんなだぼだぼ派の私が、しいて、トンカツにソースをかけずに食べたい状況があるとしたら、日本酒の肴にトンカツを食べている場合くらいではないかと思ったりする。常々不思議に思っているんだが、トンカツ屋にはかなりの確率で日本酒が置いてある。誰が、トンカツを肴に日本酒を飲みたいと思うのか?油物にだぼだぼソースの状況でビール以外のどういう選択肢があるというのか私には理解の範囲外であるが、それでも日本酒が置いてある。目一杯想像力を逞しくして、日本酒を飲んでいる自分を思い浮かべると、だぼだぼソースでは日本酒の味わいが思い切りスポイルされるので、トンカツに塩を一つまみ振りかけて食べている図が現れる。まあ、それなら辛うじてありかなぁ...ソース無しのトンカツと、トンカツに合わせる日本酒...
というわけで、トンカツにはこの先もだぼだぼソースをやめられなそうな私です。

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ソース以上に悪者なのが、衣 続きを読む

コメント(8)

喧嘩売ってますね(笑)。
僕はソースかけていないトンカツ一切れでご飯一杯は楽勝です(フン)。

高い(1,200円以上)トンカツの場合は、塩をお勧めします。

ちなみに私は、衣が混ざって残った小皿のソースで、2膳くらいは行けます。

普段は薄味派の私ですが、トンカツはソースダボダボ派っていうかフライ系はとんかつソース大好きです。付け合せにキャベツにもバシャバシャでこれまたご飯のおかずになってます。(こういう私は豚肉の味云々よりソースの味云々に拘っているので、Andyさんの問題提起とはそぐわないけど、すいません)

このスレッドを見て、なぜかレインボーカツを夢想してしまいました。アメリカの鮨屋に有るレインボー巻からヒントを得ました。また、名前のイメージに反するぺタMacによる感化も否めません。

レインボー巻とはいろいろな魚の切り身とアボカドをまるでレインボーのような色合いに重ね合わせ、簀巻きにしたものです。正直なところ、まずくもないのですが、やっぱりそれぞれの魚の味と歯応えを冒瀆しているような。で、レインボーカツとはケチャップ、マヨネーズ、トンカツソース、そしてThousand Island Dressingでも彩りよく塗り、薬味には芥子とわさびなどを合わせれば、派手系好きのアメリカ人には受けるのではと、どうでも良い事を考えていました。豚の味などどこ吹く風です。フランス料理はソースを楽しむものです。

私は衣のカリカリな歯応えが好きなので、小皿にソースを注いでちょびちょび付けて御飯どんぶり2杯はいけますが、体重に注意している為、これも夢想の範囲です。

あしからず。

こんばんは。無性に日本のとんかつが食べたくなっている私です。私もソースドボドボ派です。からしが無くてもソースが無ければ怒りそう。塩では食べたことなかったです。今度挑戦してみよっと。でもエビフライは、タルタル派ですが。

Vinumに、「コロッケパンも焼きそばパンも邪道だ」、って言われていたんです。炭水化物同士で食べるのはおかしいと。今気が付きました。ソースがかかっているからこそ炭水化物でもパンのおかずになるんですね。なるほど。ソースで炒めたご飯なんかもパンに挟んだらいけるかも!
Andyさん、アンチソース派なんですか?

やきそばパンで思い出しましたが、大阪地方の人々が、お好み焼きをおかずに白米を食べるという噂を聞いたときには、別の国の話かと思いました。
タコ焼き、うどん、お好み焼き・・・  メリケン粉文化圏なのですね。

「る」さん,
僕もソースに拘っている店とかだと素直にソースかけます
(例えば勝烈庵)。でも,その場合も一切れずつ食べる
寸前にかけるようにします。

かりうささん,
そうですねえ,さすがにたこ焼きはソースかけますよ。
でも,子供の頃,家のお好み焼きは醤油と粉チーズかけてました。

やっぱり食卓塩より、岩塩など少々値の張る塩がいいみたいです。

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このページは、ueharaが2004年7月 8日 21:25に書いたブログ記事です。

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